いよいよ冬本番。寒い時こそ入浴で体を温めてリフレッシュしたいところです。
そこでご紹介したいのが、筆者が活用しているエプソムソルト。
お風呂に入れるだけですばやく体の深部まで温まり、また体調へのさまざまな効果も実感しています。今回は、エプソムソルトと、実際に使って感じたメリットを紹介します。
エプソムソルトとは?

エプソムソルトは「硫酸マグネシウム(MgSO4)」の別名です。硫酸と聞いて驚いた人もいるかもしれませんが、食品添加物の1つで、入浴剤にも使われる素材なので体に害はありません。
硫酸マグネシウムは温浴効果が高く、普通のお湯に浸かるよりも早く体の深部まで温められると言われています。
見た目は荒いサラサラとした粉末。名前が表す通り塩のようにも見えますが、実は塩分は含まれておらず、無色無臭。通販サイトでも気軽に購入でき、簡単に手に入れられます。
エプソムソルトの使い方は「浴槽に入れるだけ」
製品にもよりますが、お湯150Lにつき、150〜300gが適量。一般的な入浴剤と比べるとかなり使用量が多いですが、十分な温浴効果を得るためには、海水と同じ0.2%の濃度を保つことがポイントだそうです。
エプソムソルトを浴槽に入れたら、しっかりかき混ぜてお湯に溶かし、あとはゆっくり浸かるだけ。
入浴時間は短くても良く、10分〜20分の入浴が推奨されています。入浴だけでなく、洗面器に入れて足湯にしたり、かかとなどの角質が気になる部分に塗りこんで、直接マッサージしたりするのもおすすめです。
また、塩分が含まれていないので、浴槽などの設備を傷める心配もありません。
なお、使用後のお湯は洗濯にも使用可能とのこと。色移りなどを気にせず使えるのがいいですね。ただし、すすぎは水道水で行ないましょう。
実際にエプソムソルトを使って感じた効果

筆者はこの秋からエプソムソルトを使いはじめました。
最初にエプソムソルトを入れて入浴した時は、手足がピリッとする感覚がありましたが、末端からじわじわ温まってくるのが分かりました。
そして浸かって10分ほどで、冬でもじんわりと汗が。確かに、何も入れない普通のお湯よりも、すぐ体が温まるような気がします。
入浴中、口の周りがしょっぱくて、「やっぱり塩分が含まれているのか…?」と思ったのですが、どうやら自分の汗だったよう。発汗作用が高いことがわかります。
冬に汗をかくほどの運動ってなかなかできませんよね。サウナに行くにしても、忙しいビジネスパーソンが毎日通うのは難しいものがあります。
そんな時、いつもの入浴に取り入れるだけで、軽い汗を流してリフレッシュしながら1日の疲れを癒せる手軽さはうれしいポイントです。
ちなみに、赤ちゃんが使用しても問題ないそう。筆者はいつも2歳の娘と入浴していますが、すぐ体が温まり、入浴後もほてりが持続するので、体が冷えやすい冬でも安心できています(お風呂からあがったあと、なかなか服を着ないのには困りますが…)。
入浴効果による睡眠の改善。朝習慣を変えるきっかけにも!
睡眠の面でも効果を感じており、何より寝つきが良くなりました。睡眠中もあまり目を覚ますことなく、翌朝すっきり起きられる日が増えたように感じます。
深い睡眠がしっかり取れるようになったことで日中の眠気が軽くなり、安定した集中力を保てるようになった実感も。
また、朝起きやすくなる=早起きの手助けにつながりました。ただでさえ早起きは辛いのに、冬場は明け方の寒さも堪える日が続きますよね。
「あと30分早く起きれたらバタバタしなくてすむのに」「朝活にトライしたけど挫折した」という人も、朝習慣を変えるきっかけになるのではないでしょうか。
ちなみに、筆者はこの秋からエプソムソルトを使いはじめたので、夏場のメリットはまだわかりませんが、デトックス効果も期待できるそうなので、1年を通して使い続けることでさまざまな効果が期待できそうです。
ちなみに、導入当初はなるべく毎日使うほうが効果を実感しやすいとのこと。
冷えは万病の元と言われます。エプソムソルトで体をしっかり温めて、厳しい冬を乗り切りましょう。
Source: シークリスタルス エプソムソルト, ゼミド