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管理職を目指して第1歩を踏み出そうとしている人は誰でも、「要経験」のループに直面する可能性があります。

つまり、どの求人の応募資格を見ても、そこには「管理職経験者」と書かれている、というループです。経験がなければ採用してもらえないのなら、どうやってその経験を積めばいいのでしょう

今在籍している会社を1歩出ると、誰もあなたのことを知りません。あなたの業績も知りません。ほかの会社で管理職になりたいと思っても、苦戦を強いられることは必至です。

採用を決める経営陣は、応募者が管理職に適していることを示す証拠を求めます。その応募者のことを知らないなら、その人に過去の経験を求めるのは当然です。

その場合、もしあなたにそうした経歴がないのであれば、落とされる確率は非常に高くなります。せっかく応募しても、時間の無駄になってしまうでしょう。

だったら最善策は、今の会社で昇格することです。一般職の側から管理職の側へ移るためには、それに向けて「自分を位置づける」ことが必要です。

これは、あなたのプロジェクトワークが管理職っぽく見えるような履歴書を作成する、ということではありません。管理職に向けて自分を位置付けるためには、人間関係、スキル、そしてリスクを負うこと。この3つすべてが必要です。

以下では、次のステップに進むための準備について、具体的に説明していきます。

管理職の役割について理解する

誰もが管理職に就けるわけではありません。今の仕事でいい成績をあげているからといって、その人に上司になる資格があるとは限りません。

管理職には、一般職とは大きく異なるスキルセットが必要です。リーダーシップとは、詰まるところ、部下を通じて結果を出すことです。

職務内容を読むだけではなく、社内で管理職に就いている人たちとも話してみましょう。そして、管理職に就きたいと思った理由、管理職のいいところと悪いところ、一般職と管理職の違いなどについて尋ねてみましょう。

少なくとも3~5人から話を聞き、いろいろな考え方に触れてから、管理職が自分に適しているかどうかを判断しましょう。

その結果、やっぱり自分には向いていない、「自分の仕事の責任」だけを背負うほうが自分に合っているという結論に達するかもしれません。反対に、部下を率いてすばらしい成果をあげるという責任こそが、自分が仕事に求めるものだという結論に達するかもしれません。

自分が管理職を目指していることを、上司に知ってもらう

どんな時でも、採用のプロセスはガラス張りであってほしいものですが、実情は必ずしもそうとは限りません。募集もなしに、誰かが新しい職に就くことは、ざらにあります

そんな経験は、私にもあります。私が昇進を望んでいることを誰も知らなかったせいで、管理職に就けなかったのです。失望しました。

前に勤めていた会社で積んだ経験から判断して、私のほうが適任だという自信がありました。そのことを上司に言うと、次のような答えが返ってきました。

君がそう思っていたなんて知らなかったよ。前の会社でのことも知らなかったし。

たしかに、そのことについて上司と話したことはありませんでした。私は上司に、私の心を読んで、こちらが何もしなくてもチャンスを与えてくれると期待していたのです。

自分のキャリアアップを人任せにしてはいけません。自分のキャリア目標を、周囲に知ってもらいましょう。管理職に就きたいのであれば、まずは自分の上司に話してから、ほかの上役にもそのことを知ってもらいましょう。

リーダーシップの基礎を学ぶ

管理職の未経験者がその候補になるには、まずはリーダーシップについて学ぶことが必要です。

たとえば、チームを効果的に率いるためには、チームの成功にとってもっとも重要な要因である「精神的安全性」(組織の中で、自分の考えや気持ちを、誰に対してでも安心して発言できる状態)について知っておかなければなりません。

また、仕事の成果についてオープンに議論できる能力も、リーダーシップの要です。

チームに対してフィードバック(良いものも悪いものも)を与えるだけでは不十分です。それと合わせて、チームにフィードバックを求め、それをうまく受け入れる方法をモデル化しましょう。

そして、これらを今の自分の役割でも積極的に活用しましょう。誰かに質問したり、その話に耳を傾けたり、感謝したりといったことをチームの前で行なうのです。そうしたことに、管理職の肩書は必要ありません。

「ストレッチ・アサインメント」を求める

ストレッチ・アサインメント」とは、自分がやり方を知らない、それについての知識がほとんどないプロジェクトのことです。その目的は、新しい何かを学ぶことであり、それによって、知識やスキル、コンフォートゾーンが広がります

今のあなたは、管理職を目指して自分を位置付けています。であれば、委員会やワークグループを率いることが関係するプロジェクトを求めましょう。

効果的なリーダーシップとは、多くの場合、人との関わりに行き着きます。なので、ストレッチ・アサインメントを通して、それを経験しておきましょう。

そうしたストレッチ・アサインメントが与えられたら、その機会を、管理職に向けたテスト走行と考えましょう。管理職という役割を自分が本当に求めているのかを知り、見極める姿勢が大切です。

他社へ移ることも視野に

そのための道が整えられていないため、なかなか管理職に昇進できない会社もあります。規模が小さいため、管理職のポジションが少ない会社もあります。

あるいは、大きな会社の中には、選抜者に対する管理職養成プログラムを設けている場合もあります。そのような場合、管理職に就くためには、このプログラムの参加者に選ばれなければなりません。

今働いている会社が、自分の成長に適している場所かどうか、よく考えてみましょう。もしそうでないなら、しっかり調査をして(人から話を聞く、Google検索する、などなど)自分の成長に本当に適している会社を見つけましょう。

その結果、今のポジションのまま他社へ移らざるを得ない、という結論になるかもしれません。給料も下がるかもしれません。

Forbes』編集者のPattie Sellers氏は、「キャリアはジャングルジムであって、はしごではない」と言っています。この言葉をよく覚えておきましょう。

管理職に就くことで、仕事に満足感と意義が生まれます。「要経験」のループに尻込みしてはいけません。必要な人間関係を育み、スキルを身に付け、リスクを取って、しっかり準備しましょう。結局のところ、リーダーシップとはそういうものなのです。

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Source: Wikipedia, Forbes