スマホの使用時間はどうなった?

Before

まず、スクリーンタイム機能を使う前の、スマホ使用状況をチェックしてみましょう。

1週間の平均使用時間がこちら。

1週間平均で、なんと1日7時間近く使用していることがわかります。特に、SNSの占める割合が目立って多いところも特徴です。

続いて、1日の使用時間分布と内訳。

1日単位で見てみると、日付が変わってからも長時間スマホを操作している様子がはっきりわかります。

朝の使用時間が長いのも、起きてから布団の中でスマホを見ていることが原因なのでしょう。

もはや、立派なスマホ中毒といえる状態。果たして、スクリーンタイム機能とルール設定によって改善できたのでしょうか?

After

取り組みをはじめてからの使用状況がこちら。まずは1週間の平均使用時間。

スクリーンタイム機能とルールを設けてからの1週間で、スマホの使用時間は平均3.5時間にまで減少。以前と比べると、なんと、ほぼ半分まで使用時間を減らすことに成功しました。

続いて、1日の内訳も見てみましょう。

0時から6時にかけてスマホの使用履歴は残っておらず、30分以上の連続使用も減りました

スクリーンタイム機能を活用した制限でスマホの使用時間が半減するとは、期待以上の成果でした。

特に、SNSの閲覧にかける時間が可視化され、その長さを認識できたのは大きな収穫でした。筆者のスマホ中毒は、SNSへの依存が大きな要因だったみたいです。

持続可能なデジタルデトックスとは

スクリーンタイム機能のおかげで変化したのは、筆者のスマホに対する意識

それまでは日付を超えても見ていたはずのスマホを、制限中は「今は使えないから、見なくてもいい」と思えるようになったのです。つまり、筆者にとってなんとなくスマホを見ている時間は、あまり重要ではなかったと気づきました。

また、使用制限の時間外でも、自分のなかでルールを設けたことで、だらだらとスマホを操作する機会が減りました

目的を持って必要なことのためにスマホを使う。特に目的がなければスマホに触れる必要はない」という意識が自分に定着したのを感じます。

さらに、寝つきと目覚めが良くなったところも嬉しい結果です。0時以降にスマホを見ながら夜ふかしすることがなくなり、睡眠時間も確保できたことで、日中に眠気を感じにくくなりました

このように、筆者に様々なメリットをもたらしてくれたスクリーンタイム機能。

しかし、ただ使用制限をかけるだけでは、本当の意味でのデジタルデトックスとはいえないでしょう。最終的には、スクリーンタイム機能を使わなくても強い意志でスマホとの距離感を保てるようになることが、筆者の目標です。

スマホは便利なアイテムだからこそ、上手に付き合っていく方法を模索したいと思います。

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