Notionは、非常に人気のある仕事効率化ソフトウェアで、職場で使用している人が本当に驚くほどいます。Notionを使っている人なら「どうすればもっと活用できるだろう」と一度は考えたことがあるでしょう。
幸いなことに、Google Chromeには、Notionの使い方を改善してくれるようなさまざまな拡張機能があります。ここでは、その中でも特に優れたものを5つご紹介します。
今日のワークハック:Google Chromeの拡張機能でNotionを改善する
1. Notion Web Clipper

1つ目は、「Notion Web Clipper」です。「Notion Web Clipper」は、100万人以上のユーザーが使用している便利な拡張機能です。Notionの機能の拡張にあたって手はじめになるものを探しているなら、優れた選択肢になります。
「Notion Web Clipper」の機能は、かなりシンプルです。今見ているウェブサイトなら何でも、わずか数回のクリックでNotionに保存することができます。
使用方法は、拡張機能のバーに移動すると表示される「Notion Web Clipper」のボタンをクリックすれば良いだけです。そうすれば、あとは拡張機能にほとんどお任せです。
「Notion Web Clipper」を使うと、ウェブページの名前が「新規のリンクデータベース」という新しいデータベースに自動的に追加されます。
しかし、これは拡張機能にアクセスすればすべて自分で調整することができます。そのため、ページの保存はNotionで共有ページを表示する方法を学ぶのと同じくらい簡単です。
たとえば、ページを保存する理由を思い出すためのメモとしてなど、別の名前を付けたい場合には、自動生成された名前は簡単に置き換え可能です。
また、拡張機能が生成したリンクだけでなく、任意のデータベースやページを保存先として選択することもできます。
概して、「Notion Web Clipper」はNotionにデフォルトで備わっていない便利な機能です。もしNotionのさまざまなページにリンクをコピー&ペーストしなければならないことが多いのであれば、この拡張機能は必需品と言えるでしょう。
2. Save to Notion

次にご紹介するのは、「Save to Notion」です。「Notion Web Clipper」のような機能を探しているものの「Notion Web Clipper」で使える選択肢の範囲に少々がっかりしている場合には、「Save to Notion」がちょうど良いかもしれません。
「Save to Notion」は、名前から想像できるように、ウェブページをNotionのデータベースやページにすばやく簡単に保存できるGoogle Chromeの拡張機能です。
「Save to Notion」でできることの中には、ほかの拡張機能にできないことがたくさんあります。たとえば、ウェブページを保存する際にはページをブックマークするかコンテンツを抽出するかを選択するオプションがあります。
ページをブックマークすると、そのデータにそのままアクセスすることになりますが、あとでインターネット接続がない時にはアクセスすることができません。実質的には、リンクにアクセスしているに過ぎないということです。
コンテンツを抽出すると、あとで場所や手段によらずにNotionで読むことができます。
また、Notionへのウェブページの登録方法もさらに自由に調整できます。ページの説明文の作成、タイトルの調整、CSSセレクタを使ってウェブページから取得するデータの選択などが可能です。
ただし難点は、「Save to Notion」はほかの拡張機能よりも動作設定が若干多いことです。作成したいクリップの種類ごとにフォームを作成する必要がありますが、一度作成すれば、保存されてすぐに使うことができるようになります。
3. Notion Boost
Notion自体を拡張するものを探しているなら、「Notion Boost」は手はじめに最適な拡張機能です。
「Notion Boost」はNotion自体でのみ動作します。そのためかなり軽く、ブラウザにインストールされていることを気にする必要がほとんどありません。
しかし、Notionを開いている時には、Notionの機能の拡張に大いに役立ちます。使いはじめるには、拡張機能を開いて利用可能なオプションに目を通せば良いだけです。
オプションがたくさんあり、それぞれの下に説明表示がなければ手に負えないほどかもしれません。それでも混乱している場合には、ポップアップの下部にもボタンがあり、各機能についてさらに詳しい説明が表示されます。
「Notion Boost」には、簡単に紹介しきれないほど機能がたくさんありますが、中でも優れているものには、見出しがあるページへのアウトラインの追加、トップに移動できるボタン、「ヘルプ」ボタンの非表示などがあります。
こうしたオプションはどれも自由にオン・オフを切り替えることができますが、「Pro」パッケージを購入した人だけが利用できるオプションもあることには注意したほうが良いでしょう。
4. NotionX

次は、「NotionX」です。「NotionX」は、Notionの使い勝手の向上を目的としたブラウザ拡張機能です。ダイナミック型の目次やサイドバーなどの機能を含め、さまざまなオプションが利用できます。
また、コンパクトモードやダークモードなどを有効にすることもできます。これを使うと、Notionでできる便利なことが大きく増えます。
さらに、「NotionX」が非常に優れている点は、ショートカットをたくさん追加することができNotionの使い勝手が向上することです。
こうしたショートカットは、編集できないのが少し残念ではあるものの、Notionのまったく新しい使い方を導入してくれるため、NotionのパワーユーザーやNotionを最大限に活用しようとしている人には非常に便利です。
5. Notion-Enhancer

最後に、「Notion-Enhancer」をご紹介します。名前から推測できると思いますが、「Notion-Enhancer」は、Notionの使い勝手を向上させる(enhance)ことを目的とした拡張機能です。
この拡張機能が前の2つと異なるのは、「Notion-Enhancer」ではNotionに追加される機能が明確に決まっていないということです。
その代わり、この拡張機能はGitHubの公開レポジトリから動作します。つまり、「Notion-Enhancer」をいつでも拡張することができ、それ自体に新しい追加機能や拡張機能を持たせることができるのです。
結果として、「Notion-Enhancer」で可能性は無限大に広がります。現時点で、フォントセレクタやアウトライン作成機能、トップに移動するボタンなど、幅広いオプションがあります。また、テーマやインテグレーション用のオプションもあります。
Notionをさらに活用する
このように、Google Chromeの拡張機能にはさまざまなものがあり、Notionの使い方をがらりと変えることができます。こうした拡張機能を使うことで仕事の仕方を一変させることが可能で、追加や削除もとても簡単です。
Notionを日常的に使っている人はぜひ試してみてください。仕事の生産性が格段に向上するはずです。
連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。
Source: Chrome ウェブストア(1, 2, 3, 4, 5), YouTube
Original Article: Get More Out of Notion With These 5 Chrome Extensions by MakeUseOf