米Lifehackerで、エクササイズの効用についてちょくちょく記事を書いている私ですが、恥ずかしながら、運動がメンタルに良い影響を及ぼすと実感するまでには、かなり時間がかかりました。

エクササイズは、ストレスを緩和してくれるセルフケアです。ただし、ここで言う「セルフケア」とは、本気で自分のことをいたわる行為のことです。「疲れた日にはバスボムを買って帰りしょう」といったレベルの話ではありません。

気持ちが落ち込んだ時に体を動かすべき2つの理由 | ライフハッカー・ジャパン

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アメリカうつ・不安障害協会(ADAA)では、メンタル面における運動の効用について、以下のように解説しています

速歩きなどの簡単な運動をすることで、(不安やうつなどの症状が)数時間軽減されることがあります。これは、頭痛がする時にアスピリンを服用するのと似ています。

ただし、はっきり言っておきますが、運動はセラピーや服薬の代わりにはなりません。それでも、メンタルヘルスに関する医師の診断を受けているかどうかに関わりなく、誰もが使える、とても頼りになるツールであることは確かです。

毎日の運動をやめるデメリット

私は、運動を我慢して日曜日を休息日に当てていました。しかし、なぜかストレスが抜けません。

メンタルヘルスを管理する上で何よりもシンプルで利用しやすいツールを、自分から奪ってしまっていたわけです。

私は当初、「運動を休むのは問題だ」という考えに懐疑的でした。でもある日、こう考えたのです。

よしわかった。休息日にウォーキングを試してみて、それで何か変化があるか確かめよう。ただのウォーキングだ。ワークアウトをしたり、1時間スピンバイクをこぎ続けたり、ウエイトリフティングをしたりするわけではない。単なるウォーキングだ。

実は、いま挙げた3つはどれも、私が「休息」日に試してみたことがあるエクササイズです。すべて、イライラを消し去るのには効果がありました。

完全に休息する代わりに、「休息日」にすべきこと

まずは、自分の体がどれくらいの休息を必要としているのか、体が適切に回復を遂げる間にできる運動には何があるかを見極めましょう。

手軽につまめるスナックのような、5分間のショートエクササイズも効果的です。「階段を走って上り下りする」「ケトルベル・スイングをする」「バーピージャンプを数回やってみる」といったものです。

いずれにせよ、たったの5分です。回復が必要なほど本格的なワークアウトをするわけではないので、休息日の目的を台なしにはしません。

また、ヨガやハイキング、水泳など、こちらの米LH記事に挙げられている、「アクティブな休息日にするべき運動」なら、どれでもおすすめできます。

Source: ADAA