ソファでいつの間にか眠ってしまうことってよくありますよね。

しかし、一晩中ソファで眠るとなると、話はまったく違ってきます。さっきまで気持ちよかったソファが、今度は硬くてゴツゴツした感じがするし、仰向けに寝るには長さが足りない感じがします。どんな体勢をとっても快適には過ごせませんし、暖かく快適だったはずの毛布の下で寒さに震えることになるのです。

幸い、ソファで眠る夜をもう少し快適にする方法がいくつかあるので、ご紹介しましょう。

ソファで一晩快適に眠る方法

ソファはベッドになりません(引き出し式のソファベッドなら別ですが)。

ソファで一晩寝るときは、それを前提として現実的な期待値を設定することが大切です。背が高い人はなおさらです。とはいえ、以下の手順を踏んでソファで眠る夜を少しでも快適にしてください。

背もたれのクッションを外す

ソファをベッドにするとき「マットレス」の役目を果たす座面のクッション以外のクッションやピローを取り除いて、寝床の面積を広げましょう。背もたれのクッションを取り外すと全然違いますよ。より広いスペースが確保できて、ゆったりとくつろぐことができます。

シーツを使ってソファを「ベッド」にする

一見、無駄なことのように思えますが、シーツを使ってソファをベッドにするととても効果的です。シーツはどんなサイズでもかまいません。どんなシーツもソファに使うと大きすぎて折り込むことになるからです。

ソファにシーツを敷くと複数のクッションがまとまって平らな1つの面のような感じになります。また、クッションをまとめておくと、夜中にクッションを蹴飛ばして寝床を解体してしまうこともありません。

さらに、どんな張地のソファでもシーツを敷いた方が身体に当たる感じが柔らかくなるはずです。

本物の枕を使う

小さくて固いクッションを集めて枕の代わりにするのはやめて、できるだけ普通のベッドで寝るときに使うタイプの枕を使いましょう。そして、枕カバーをつけてください(すでにシーツは敷いてありますよね)。

毛布を何枚か用意して温度調整する

ソファがリビングルーム、書斎、ホームオフィス、地下室などにあると、寝室ではないので冷暖房が理想的でない可能性があります。夜、眠りにつくときは凍えるほど寒かったのに、朝、目覚めると汗だくになっているということもありえます。

毛布を何枚か用意しておき、必要に応じて掛けシーツの上に重ねていくのがベストです。ただし、特に暖かく、掛けシーツだけで十分な場合でも、夜中に寒くなったときのために、もう1枚ぐらいは毛布を用意しておきましょう。

いろいろな体勢を試してみる

普段は仰向け、横向き、あるいは腹ばいで眠る人も、ソファで一晩落ち着いて眠るには、いろいろな体勢で寝てみる必要があるかもしれません。

理想的なのは、仰向けで寝られる長さがあるソファです。

ソファではどうしても快適に眠れないときは

いろいろ試してみたけれど、どうしても落ち着かない、あるいは身長が高すぎてソファの長さが足りない場合、ソファの背もたれと座面のクッションを取り外して地面に隙間なく並べれば、仮のマットレスになります。

あとは、上記にご紹介した手順を踏んでください(特にシーツを使ってベッドを作るところは大事です)。

Source: Sound Sleep