朝と夜はカーテンが自動的に開け閉め、自宅に誰もいなくても帰宅タイミングに合わせてエアコンが作動、帰ってきたころにはちょうどお風呂も沸いている――。
そんな未来の住環境「スマートホーム」は誰もが実現したいところですが、自宅をフルカスタムして最高のスマートホーム環境を作るとなると、技術的な難しさもさることながら、コスト的にも大きな金額が必要になることでしょう。
ならば、お手軽にできる範囲でスマートホームの便利さを体験できる環境づくりはできないものか?
そう考えたライフハッカー編集部が、導入が簡単で、日常が便利になって、かつ家全体の雰囲気も明るくなる、そんなスマートホームシステムはないか、と探してみました。
そこで見つけたのが、TP-Linkのホームネット&スマートホームのアイテム。メッシュWi-Fi(Decoシリーズ)やネットワークWi-Fiカメラ、スマートWi-Fiテープライト、ミニスマートWi-Fiプラグといったスマートホーム製品(Tapoシリーズ)です。
Decoシリーズ、Tapoシリーズ共に専用アプリが用意されているため、一括管理ができて非常に便利そうなツール。
「これらの機器を導入したら、我が家も最先端に一歩近づけるかもしれない」
そんな思いでさっそく使ってみたところ、想像以上に「スマート」だったのでご紹介します。
目次
家の隅々まで快適ネット環境が作れる「メッシュWi-Fiシステム」
インテリアにも馴染むシンプルなデザインの「Deco X50」「Deco M4」
家の隅々まで快適ネット環境が作れる「メッシュWi-Fiシステム」

最初に導入するべきは、「メッシュWi-Fiシステム」でしょう。
自宅をスマートホーム化するには、各スマートホーム製品を接続するWi-Fi環境がしっかり整っていることが必須条件です。
しかし従来のWi-Fiルーターの場合、1台の機器だけで家中に電波を届けるため、広い家のリビングなどに置いた場合、そこから離れた部屋ではネットワーク速度が遅くなりがち。
スマートホームどころか、仕事のファイル送信が遅くなったり動画の画質が落ちたりして、普通のリモートワークにすら支障をきたすこともあります。
実際、リビングには家族がいるからと奥の部屋でオンライン会議をしたら、画像と音声の質が著しく悪くなったりした経験はないでしょうか?
2階建てや3階建ての家でも同様に、部屋によって通信効率が悪くなりがちでした。
対策としては、Wi-Fi中継機を使ってカバーエリアを広げるという手段があることはあります。
しかし、家の端から端まで歩いたとき、また1階から2階以上に上がったとき、最初のルーターのWi-Fiにつなげたままだと、移動先でも弱い電波をつかんだままなので再接続する手間が発生するのです。
ネット関連の知識が乏しい家族から「ネットが遅いときがある」とクレームされたとき、「ルーターに接続し直して」と説明しても、「なんでそんな面倒なことしないとならないの。つながってるんだから、はやく直してよ」なんて言われた人もいることでしょう。
メッシュWi-Fiは、この問題をスマートに解決してくれます。
複数のユニットを最初から同時に使うことで、家の隅々にまで強力なWi-Fiの電波を張り巡らせてくれるから、スマホで動画を見ながら部屋を行き来しても通信速度が落ちにくく、動画の画質はキレイなまま。
家のどこにいても安定したネットワークが維持され、スマートホーム製品をどこでも自由に設置でき、家族そろってニコニコ快適に過ごせるのです。
インテリアにも馴染むシンプルなデザインの「Deco X50」「Deco M4」
そして、TP-Linkの「Deco X50」の場合、デザインが非常によいことがさらなるポイントとなります。

機能性を重視しすぎた進化を遂げたせいでしょうか。Wi-Fiルーターの多くは、アンテナがツノのように飛び出していたりして、とてもスマートとはいえない地味なデザインだったりするものが少なくありません。
せっかくこだわりのインテリアをそろえたのに、いまいち垢ぬけない形状のルーターを見えるところに置くのはなんだか落ち着かないし、見えないように隠してしまうと家の隅々までWi-Fiの電波が届かなくなります。
でもTP-Linkの「Deco X50」は、ご覧のようにシンプルでミニマルなデザイン。このデザイン性の高さはDecoシリーズ全体に共通しており、プロダクトとしてのこだわりを感じさせます。
背面には電源コネクタのほか、有線LANのコネクタが3つ搭載されています。多くのデバイスと有線LAN接続することが可能なので、いざというときの安心感もあります。

同じDecoシリーズの「Deco M4」は円筒系で、これもまた通信機器らしからぬ、和風洋風どちらのインテリアにもマッチするデザインです。

Decoシリーズは、家中にシームレスなWi-Fi環境を構築し、設定もアプリで簡単にでき、すべてのプロバイダーに対応しているメッシュWi-Fiです。
その中でも、Deco X50とDeco M4の大きな違いは、通信速度とカバーエリアの広さ。
Deco X50はWi-Fi 6対応、無線LANの通信速度が最大2402Mbps。カバーエリアは2台のユニットを使うことで、最大420平方メートルもあります。
対してDeco M4はWi-Fi 5対応、無線LANの通信速度が最大867Mbps。カバーエリアは同じく2台利用で最大260平方メートルとなっています。
新しい無線技術に対応しているのはDeco X50。ただし、テレビなどの機器を含めると、Wi-Fi 6に対応しているデバイスはまだ少ないのが現状です。
さまざまな機器を頻繁に買い替えている家庭、もしくは同時にネット機器を使う家族が多い家庭であればDeco X50が合うでしょう。
そうでなければ、コストパフォーマンスが高く、エントリーモデルとしておすすめできるDeco M4を選んでもいいのではないでしょうか。
家族全員が好き勝手にネット接続してもストレスフリー!

さっそくDecoシリーズを使ってみました。今まではリビングにルーターを置いていたため自宅で作業をすると通信速度の遅さに頭を悩ませていたところ、家全域がネットのスイートスポットになって、本当に快適です。
数千万画素のデジカメのデータや4K動画、そのほかヘビー級のファイルを送受信しても、まったく問題にならない圧倒的な速度!
Zoomなどのオンラインミーティングアプリを使っても音は途切れず映像のコマ落ちもしません。明らかに、今までより音質も画質も良くなっています。
また、リビングで家族全員がネット機器を使っているときも快適です。
子どもはスマホでネットゲーム、妻はオンラインでチームメンバーとつながりながら作業中、夫もすばやく最新情報にアクセスして原稿執筆、なんてことでもまったく問題なく、スムーズにこなせます。
家族全員が同時に、好きなだけネット回線を使い倒していても、「遅くなる」という感覚がないのです。
複数台のネット機器を接続したときの安定性が高い、というのがメッシュWi-Fiシステムの大きなメリットの一つ。これによって自宅のネット環境の快適性は段違いに上がったと実感しました。

小さな子どもやペットを遠隔で見守りできるネットワークWi-Fiカメラ
家全体のネット通信環境が改善されたところで、他のスマートホームアイテムも導入してみましょう。まずはネットワークWi-Fiカメラ「Tapo C210」から使ってみました。

「Tapo C210」は、水平方向に360度ぐるりと回転。垂直方向に114度まで上を見ることができるネットワークWi-Fiカメラ。
HD画質なので映像は鮮明、ナイトビジョンにも対応しているため暗い場所を見ることもできます。
動作検知+アラーム機能もついており、自宅でお留守番をしている子どもや、ペットを見るときにも非常に便利。通話機能もついているため、何かあったときも話すこともできるという安心感があります。

スマートWi-Fiテープライトでクリスマスを幻想的に演出!
TP-Linkのスマートホームアイテムには、iPhoneのSiri、AndroidのGoogleアシスタントやAmazon AlexaでコントロールできるLEDライトもあります。
その中でも秀逸で、これからのクリスマスシーズンに欠かせないのがこのスマートWi-Fiテープライト「Tapo L900-10」! 細長いテープの上にLEDが組み込まれているアイテムです。

スマートWi-Fiテープライトは、デスクの周りや階段など、取り付けたい箇所に必要な長さだけカットして取り付けることができます。GoogleアシスタントやAmazon Alexaに対応しており、音声コントロールが可能。
つまり、どこでも好きなように貼れて、好きなようにつけたり消したりできる「どこでもデコレーションできる」スマートライトなのです。
例えば、もうすぐクリスマスシーズンというこの時期なら、こんな使い方が可能です。

いかがでしょう? 「Tapo L900-10」は1600万色の中から気分に合わせてカラーを選んだり明るさや雰囲気を変えたりできるので、クリスマスツリーも自由自在に彩ることができます。
自宅のクリスマスをリッチで、華やかなムードに演出してくれることは間違いありません。光り方もタイミングも、音声で好きなようにカスタマイズできるので、ソファに座ったままコントロール可能です。
これぞスマートホームという実感を与えてくれるツールです。
TP-LinkのスマートWi-Fiテープライトにはいくつかのモデルがありますが、基本的には「Tapo L900-10」がおすすめです。なんといっても10mという長さが頼もしい。
10mも必要ないという方には、5mの製品もあります。その中でも、さまざまな色が組み合わさった美しいグラデーションで彩ることができ、50のゾーンで光る色を変えられる「Tapo L920-5」、さらに鮮やかな白色発色が可能な「Tapo L930-5」などがあり、魅力的なラインナップとなっています。
スマートプラグでライトや家電もオンオフ自由自在
シンプルなミニスマートWi-Fiプラグ「Tapo P105」も忘れてはいけません。

スマートプラグは接続デバイスのON/OFFを専用アプリを使って遠隔操作することが可能なスマートツール。
例えば、「Tapo P105」に接続したライトを、このようにスマホで自在につけたり消したりすることができます。

テープライト同様、音声でのコントロールも可能です(Amazon AlexaまたはGoogleアシスタントに対応)。
タイマーも設定できるので、朝起きてすぐ熱々のコーヒーが飲めるようにコーヒーメーカーをセットしておいたり、夜寝る時に音声でライトを消したりすることもできます。
これもスマートな生活を実現してくれるアイテムと言えるでしょう。
今こそ、スマートホームをはじめるチャンス!

ここまで使ってきて、「ああ、スマートホームって本当に家の中を便利に、豊かな気分にしてくれるものなんだな」と実感。
スマートカメラも、スマートWi-Fiテープライトも、スマートプラグも、モノとしては昔から存在してはいますが、メッシュWi-Fiで自宅内の通信環境を安定させることができるからこそ、信用して声やアプリでコントロールできるようになります。
そういう意味では、まずはメッシュWi-Fi、そしてほかのスマートツールを順次取り揃えていく、という流れが間違いないかもしれません。
今こそ自宅を「さらに一段快適に」するアイテムをコスパよくゲットするチャンスです。この冬をさらに充実したものにしてみませんか。
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