ノートPCなどのモバイル端末は、できれば無線接続で周辺デバイスを揃えたくなるもの。

とはいえ、有線接続を完全になくしてしまうと、どうしてもスペック面では不利にならざるを得ません。

結局のところ、安定接続、高速通信を確保しつつ、ケーブル類をスッキリさせたいなら、各種デバイスを集約できるノートPC用ドッキングステーションが、現状の最適解と言っていいと思います。

サンワサプライの『USB Type-Cドッキングステーション』は、USB-C端子のみを搭載したノートPCに最適化されたドッキングステーション。拡張性の高さに要注目のプロダクトです。

今回、お借りできる機会に恵まれたので、その利便性を試してみました。

不足感のない充実仕様

『USB Type-Cドッキングステーション』に搭載されているポートは、以下の11個。

  • 3.5mmステレオミニジャック
  • VGA
  • SDスロット
  • microSDスロット
  • LAN(USB3.1/3.0接続時のみ1000BASE-T)
  • USB3.2 Gen1(×3個)
  • HDMI(×2個・最大解像度3840×2160/30Hz)
  • USB-C(PD3.0・充電専用)

これでもポートが足りないという人もいるかもしれませんが、さすがにレアケースでしょう。これ1台あれば、ノートPCをデスクトップPC並みに快適な環境にしてくれるはずです。

HDMIが2個搭載されているのを見てもわかるとおり、デュアルモニターにも対応。

お使いのノートPCに搭載されているUSB-Cポートが、Thunderbolt 3、Thunderbolt 4、DisplayPort Alternate Mode対応のいずれかであれば、外付けモニターを接続して快適操作が可能になります。

また、さすがに利用機会が減ってきたVGAも、訪問先のプロジェクターを借りる時などに安心感がありますし、安価にサブモニターを運用したい時にも助かるでしょう。

さらに、本体はチルトスタンドとしても使える形状。いい感じに傾斜が付くので、キーボード入力も快適になりますよ。

デバイスの取り外しが一瞬

ノートPC本体に接続する配線が1本だけで済むドッキングステーションは、とにかく見た目がスッキリします。ノートPCを持ち出す時にケーブル1本外すだけでOKという身軽さも、見逃せないメリットです。

ポートが多い一般的なノートPCに、多数のデバイスを接続している人の場合、ケーブルをいちいち外して、帰ってきたらまた全部つないで…なんてことが面倒で、事実上のデスクトップ機になっていたりしますよね。

こんな人にも、恩恵が大きく感じられるはずです。

DisplayPort Alternate Mode搭載スマホにも

スマホのUSB-CポートがDisplayPort Alternate Modeに対応していれば、スマホとモニターを接続することも可能です。

GalaxyシリーズのDeXモードなどを活用したい場合にピッタリですね。

そのためのスマホスタンドも装備。スマホだけでモバイルワークしたいという要望にも応えられる仕様になっています。

快適な作業環境を構築しているリモートワーカーから、即応性を求めてマウス、キーボード、ゲームコントローラーを有線接続しているゲーマーまで、問題なく満足できるプロダクトです。

ノートPCをメイン機として使っているなら、積極的に導入を検討すべきだと思います。

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Source: サンワダイレクト, Amazon.co.jp / 商品貸出: サンワダイレクト