10.4インチの「HUWAEI MatePad」に、メモリが新しく増量された新モデルが登場しました。
ストレージが64GBから128GBに増量! より多くのデータを保存できるようになりました。しかも、金額は4万1800円とお手頃。
今回は、実機レンタルして実際に使ってみましたが、年末年始に向けてコスパ重視のタブレットを探している人におすすめできます。
それでは早速見ていきましょう。
「HUWAEI MatePad」を初体験!

今回借りた「HUWAEI MatePad」は、OSが「harmonyOS 2.0」。実は筆者、「harmonyOS」は今回が初体験。AndroidでもiOSでもない、新しいOSにワクワクしています。
ハードウェアのスペックは、画面サイズが10.4inch。ベゼルは7.9mmのスリムベゼル仕様。
約7250mAhの大型バッテリー搭載で、フル充電で12時間のローカル動画再生が可能。1日動画を楽しむのにも十分すぎるバッテリー容量です。

800万画素のフロントカメラは、タブレットを横向きにした時に正面にくるようになっています。
スマホとは異なり、タブレットは横向きで使うことが多いので、この位置は正解かも。ビデオ通話する時なんかは、センターがしっかり決まって重宝しそうです。

リアカメラはシングルカメラです。コスト重視の端末なので、ここはシングルカメラで十分ですよね。1300万画素で、身の回りのものを撮影するなら十分なクオリティです。
全体的に、価格を抑えるためにスペックは抑えていますが、必要最低限以上のものは備えているので、使ってガッカリということはありません。
画面の解像度も2000×1200とフルHD。ネットサーフィンや動画を見る端末として使うなら、選択肢として十分満足できるでしょう。
アプリはどのくらい充実している?

harmonyOSを使う上で、知っておきたいのがアプリについて。今回、筆者も初めて触ったので、色々試行錯誤しました。
Google PlayやAppStoreのような、専用のアプリストア「AppGallery」がデフォルトでインストールされています。ここではさまざまなアプリをダウンロードできますが、日本で見慣れたアプリは多くありません。いつものアプリが使えたら!

そこで、「Gspace」というアプリをダウンロードしました。
このアプリを使うと、間接的にGoogle Playのアプリを使えるようになります。YouTubeやFacebook、Gmail、Instagram、Zoomなど、仕事や日常で欠かせないアプリはここでダウンロードできました。
これらのアプリを使う際は、Gspaceを一度開いてからアクセスする流れになります。ワンクッション挟むことになりますが、そこまで手間に感じることはありません。

もしくは、ストアで販売されていない「野良アプリ」をダウンロードして使うこともできますが、個人的にはセキュリティや安全性の問題から使用を避けています。
基本的には、ストアでダウンロードできるアプリ、もしくはGspaceを使うのがいいでしょう。
※「Gspace」は、公式に使用を推奨されているものではありません。ご使用の際は、ご自身の責任において行なってください。
画面分割で仕事の生産性UP

「HUWAEI MatePad」は仕事の生産性に直結する機能が複数搭載されていますが、中でもよく使うのが、画面分割です。
アプリを2つ並べて同時に見比べることができるので、効率的に作業を進められますよ。この辺りは従来のAndroidやiOSと大きな違いはありませんね。

また、その状態で横からアプリの一覧を呼び出すことが可能。複数のアプリを同時に動かせることで、マルチタスクも捗ります。
動画もサクサク動くので、作業をしている上でストレスを感じることはありません。
HUAWEI ebookモードで目の負担が激減

「eBook機能」なるものが、登場していました。コントラストや輝度を調整して快適な読書環境を提供してくれる機能とのこと。
ブルーライトカット機能も搭載し、夜の読書が捗りそう。電子書籍ユーザーにとっては嬉しい機能ですね!
加えて、重量が約450gなので、タブレットにしては軽量。ちょっと大きめのスマホという感覚に近いかもしれません。
触ったみた直感としては、「harmonyOS」が初めてでも、AndroidやiOSと同じ感覚で全く抵抗なく使えます。
アプリは若干品揃えが弱いですが、動画端末、読書端末、勉強端末として考えるならコスパ抜群。ブルーライトのカット機能は眼への負担を軽減してくれるので、長時間タブレットを見るような使い方とも相性いいですよ。
年末年始に向けてタブレットを探し求めている人は、ぜひご検討ください。