バランスボールを持っている人、空気を抜いて押し入れの中に眠らせてしまっていませんか?
ホコリが表面に吸着してしまうのが気になるとか、それなりに大きいので場所をとってしまうとか、いろいろ理由はありますよね。ええ、私もそうなのでよくわかりますとも。
今回試してみた、gymterior(ジムテリア)の『Shape Disk(シェイプディスク)』は、これらの欠点を解消したクッション型のバランスボール。
球状のバランスボールよりバランスを取りやすく、手軽に使えるアイテムです。さっそくレビューしてみましょう。
ルックスは一般的なクッション

『シェイプディスク』のイチ推しポイントは、やはりこのルックスでしょう。
どう見ても普通のクッションですよね。そもそもエア圧を下げれば、座り心地のいいエアクッションとしても使える仕様です。
そのうち使わなくなってしまうという、トレーニング器具あるあるを避けられるのは、大きなメリットと言えます。

中を覗くと、バランスボール本体が入っています。
見てのとおり、中身を取り出せば、カバーを洗濯(手洗い)することもできますよ。
ちなみに、バランスボール本体の材質であるPVCには、加水分解しやすいというデメリットがあります。
合成皮革やラバーコーティングされたアイテムに日光(紫外線)を当てたり、高温状態で放置していると表面が溶けたようになってしまう原因は、この加水分解。
ところが『シェイプディスク』にはカバーが掛かっているので、加水分解の進行を抑える効果が期待できるんですね。この点も、オススメしやすいポイントになります。
体幹トレーニングや軽い運動に

さておき、トレーニング器具として使った時の効果がどれほどのレベルなのかも、気になるところです。
まず、完全な球状になっているバランスボールと比べれば、初心者向きだと言えます。
かといって、エア圧高めにした『シェイプディスク』をナメていると、ものの数秒でバランスを崩してしまうでしょう。

片足立ちは、かなりの集中力とパワーを求められます。
お腹に手を当てた姿勢なのに、左の腕まで力が入っているのがおわかりでしょう。バランスを取り続けるだけで、かなりのトレーニング効果が得られると思います。

空気ならではの流動性は、デスクワークをする時の姿勢維持にも役立つポイント。
背もたれ、ひじ置きに体重を預けないように座っている(バランスをキープする)だけで、背骨をまっすぐ保つ姿勢を維持し続けることになります。
手軽に使える万能クッションとして

空気入れを持っていない人でも、付属のポンプを使ってエア圧調整できます。
とはいえ、いちいちエア圧を変更しながら使うのは現実的じゃないので、トレーニング器具としてガンガン使いたい人はエア圧高めに、それ以外の人は低めにしておくのがオススメです。
使っているうちに、自分にピッタリのエア圧がわかってくると思います。

取っ手が付いているのも、助かるポイント。
手軽に持ち運びできるので、デスクワークからリビングでくつろぐ時まで、いろいろな場面で活用できますよ。
実は、背もたれにもたれてさえしまえば、バランス維持に気を取られることもなく、ふわふわと気持ちいいクッション以外の何物でもない『シェイプディスク』。
うちでも、気が付けばソファの上でリラックス専用アイテムになってしまう予感もしていますが…。まあ、そうなったらそうなったでOKということで!
Source: gymterior, Amazon.co.jp