防災グッズとして必須の懐中電灯(LEDライト)。防災意識が高まっている昨今では、防災バッグの中に備えている、もしくはすぐに取り出せる場所に備えてある家庭も増えています。
しかし、この備えはあくまでも災害時に向けたものであり、日常生活が便利になるわけではありません。
そこで僕が選んだのが、日頃から使える非常用LEDライト。それがエレコムの「DE-M20L-3350BK」です。
こちら、商品名には「モバイルバッテリー」とありますが、モバイルバッテリーでありLEDライトであり、ランタンにもなるという、普段から持ち歩いてもデメリットが1つもない防災ライトなのです。
普段はモバイルバッテリーとして日常的に持ち歩ける

普段からLEDライトを持ち歩くのは荷物が増えて邪魔ですが、普段からモバイルバッテリーとして利用できるのであれば、それは荷物ではなく、生活必需品。
3350mAhという容量はモバイルバッテリーとしては控えめなものの、「あと数%足りない」を補う補助的な使い方であれば十分活躍してくれます。
停電時には省エネ懐中電灯として活躍

明るさは最大190ルーメン。小型の懐中電灯(LEDライト)としては十分な光量です。
ボタンを押す回数によって明るさが約50〜190ルーメンまで変化し、SOS点滅も発信可能。それぞれの明るさでの利用可能時間は以下となっています。
- 約50ルーメン…約21時間50分点灯
- 約105ルーメン…約11時間点灯
- 約155ルーメン…約6時間40分点灯
- 約190ルーメン…約4時間40分点灯
- 約190ルーメン(SOS点滅)…約10時間10分

点灯時間も長く、一晩の電源喪失程度であれば十分フォローできそうです。
ペットボトルをランタンに変えられる!?

ユニークなのがヘッドのラバーパーツ。
先端がねじ込み式になっていて、こちらを水を入れたペットボトルに差し込むことで、ペットボトルランタンにできるのです。

水とペットボトルによって光が周囲に広がり、テーブルに置けば食事をとれるくらいの明るさを確保できます。災害時はもちろん、キャンプシーンでも便利なアイデア。
実際この夏、落雷で長時間の停電がありましたが、このランタンのおかげで食事もとれましたし、トイレの照明としても活躍してくれました。
なお、明日使えるライフハックとして、アルミ箔の上に置くと(眩しくなりますが)光の拡散量が多くなりますよ。
こうして、防災目的はもちろん、普段の生活の中でモバイルバッテリーとして携帯でき、フェーズフリーで活躍できるので、普段持ち歩くバッグに入れておきましょう。
通勤・通学途中に、もし大規模停電が起こったとしても。「自分にはLEDライトで、モバイルバッテリーで、LEDランタンがある」という安心感が、きっと気持ちを落ち着かせてくれます。
Source: エレコム