常に頭の片隅に置いておきたい防災意識。
しかし、大きな地震を経験してもいつの間にかその恐怖が薄れてしまう。生活スタイルや時の流れによって防災アイテムも変化をしていくと思っています。
今回、熊本地震で車中泊や避難を経験した筆者が「今だからこそ買っておきたい」というアイテムを3つご紹介。
ローリングストックをしていても「いつの間にか消費期限が切れていた…」ということも経験した筆者が本当に欲しいと思ったアイテムたちです。
いま買えば2029年まで。7年保存水

東急ハンズで見かけて「これは必須!」と手に取ったのが、IZAMESHI(イザメシ)の販売する「7年保存水2L」。
地震だけでなく、毎年台風に備えて水を買っていますが、消費期限は短い。大体1〜2年ほどのものばかりで、気づいた時には消費期限が切れていたこともよくありました。
7年保存水は昔から良質の温泉地帯として知られる島根県金城町の、地下300mの花崗岩下から噴出した不純物をほとんど含まない原水を使用。
成分を損なわないよう、全自動の無菌補充システムで非加熱のままボトリングしたとのこと。
いま買えば2029年まで保存することができるので、頻繁に買い替える必要がなく安心です。
10年保存も。長期保存クッキー

同じく東急ハンズで見かけたのが、長期保存クッキー類。
ユニーク総合防災の「スーパーバランス」は6年の保存が可能。1本あたり50kcal、1袋で400kcalとなっており、被災時でも手軽にバランスよく栄養を摂ることができます。
昔からお馴染みの江崎グリコの「ビスコ」も脱酸素素材を入れ密封してあるので、5年の長期保存ができます。

森永製菓の「マリー」はなんと6年の長期保存。
袋形態を採用することで保管場所の確保、ゴミの処理まで簡単です。日頃から慣れ親しんだ味が、不安な被災時にホッとした気持ちにさせてくれる保存食になっています。
ほかにも、10年保存できる長期保存食もありローリングストックが難しい方や、忘れがちな人におすすめです。
懐中電灯もLEDに。軽くて持ち運びやすいパナソニック

熊本地震の際に、筆者が用意していた唯一の防災グッズが懐中電灯。
大げさに聞こえるかもしれませんが、懐中電灯が1つあるだけで夜中の避難は心強いものがありました。
しかし、先日その懐中電灯を使ってみたところ、電球が切れており買い換えねばならない状態に。
被災時に気づかなくて良かったものの、やっぱり不安。以前から気になっていたパナソニックのLED懐中電灯を購入しました。


数ある懐中電灯のなかでもなぜパナソニックにしたのかというと、乾電池エボルタNEO付きなので、購入したその日から使えるから。
またコンパクトな設計なので避難時でも持ちやすく、不要な時はリュックやバッグに入れても邪魔になりません。

明るさも従来品と比べて18lm(ルーメン)から50lmになっており、遠くまでしっかりと照らすことができます。
消し忘れ防止構造で電池の消費も少ないし、いざというと時には小さいながら頼りになるアイテムだと思います。
たまたま通りがかった東急ハンズや家電売り場で見つけたさまざまな防災アイテムたち。
今備えることで不安を軽減し、いざという時に安心して落ち着いた行動ができると思っています。
Source: IZAMESHI, ユニーク総合防災, グリコの保存食, 森永ダイレクトストア , Panasonic