Macで設定したはずのオリジナルの壁紙が、勝手にデフォルトの壁紙に戻したらイラッとします。
ありがたいことに、このようなmacOSの勝手な行動を止めるのは簡単です。
macOSが壁紙をデフォルトに戻す理由
このRedditのスレッドで解説されているように、iCloudの写真のライブラリを使って、写真アプリからデスクトップの壁紙を選んでいる場合によく起こる問題です。
Macに壁紙の写真が見当たらない場合に、macOSはiCloudのライブラリから写真を読み込むことはしないので、デスクトップの壁紙の画像がデフォルトに替わるのです。
しかし、原因はこれだけではありません。macOSは、通常デスクトップの壁紙を読み込むフォルダに画像が入っていない場合、その画像を見失うことがあります。
そのため、画像を右クリックして「デスクトップピクチャを設定」を選んで壁紙として設定した場合、デスクトップ画像を見失うことがあるのです。
デスクトップの壁紙として選択した画像を後で移動したり、macOSを再起動したりすると、その画像を表示できなくなります。
Macが自動的に壁紙を変更しないようにする方法
デスクトップの壁紙にする画像は、すべてMacの「ピクチャ」フォルダに移動させるのが一番です。「写真」アプリではなく、Finderのサイドバーに表示される「ピクチャ」フォルダなのでお間違えなく。
このフォルダにあれば、macOSはデスクトップの壁紙としてずっと記憶しておくことができます。デスクトップの壁紙を「写真」アプリから選ぶ場合は、「ピクチャ」フォルダに移動させるのがベストです。
「システム環境設定 > デスクトップとスクリーンセーバ」 を開き、「フォルダ」のメニューを開いて、そこから壁紙に設定したい画像を選びましょう。