正直、ここまで「効く」とは思っていませんでした。
今回、寝具の有名メーカー西川のクッション『Keeps クッション』をご提供いただく機会に恵まれたので、さっそく1週間ほど使用してみましたが、冒頭は私の率直な感想です。

ともあれ、結論を先に書いておきましょう。
座り姿勢を直す気がないなら、このクッションに座り続けるのはツラいかもしれません。逆に、しっかり正しい座り姿勢をキープしたいと思っているなら、良いパートナーになってくれる可能性が高いです。
仙骨に圧を加える形状

西川の公式サイトに、悪い座り姿勢が3パターン紹介されていますが、実は私、3つ全部当てはまるオンパレード状態なんです。
ずっと座っていると腰がツラくなるんですけど、それも当然ということですね…。

『Keeps クッション』は、そんな私に「喝!」を入れてくれます。
正しい姿勢に導いてくれる、西川独自の技術「Triangle Support System®︎」は、「仙骨」「坐骨」「大腿部」3つの部位をサポート。長時間の座り作業がラクに、疲れにくくなります。
なかでも、「Triangle Support System®︎」のうち、「仙骨ポイント(上の画像に写っている突起部分)」は、まるで生活指導教官のようです。
実際、ちょっと特殊形状のクッションに座ったくらいで長年のクセが直るはずもなく、ほどなく仙骨座りしてしまうわけなんですが。

この「仙骨ポイント」たるや、容赦なく「そんな姿勢でいいのか? どうなんだ?」とでも言わんばかりに、ずっと仙骨あたりをグイグイ押してくるんですよね。

つまり、悪い姿勢のままだと座っているのが辛くなってくる。結果として、理想的な姿勢へと上半身を起こすことになるわけです。
ONで使って、OFFで外すのもあり
どうしても愛のムチに耐えられないという人は、リラックスタイムだけは外しておくなど、オンとオフで使い分ける手もあるでしょう。

まあ、「仙骨ポイント」をかわすように背中を反って、肩甲骨を背もたれに当てた姿勢をとったり、デスク上で頰杖をつくこともできるので、私の場合は休憩するときも敷いたままにしてますけど。
ちなみに、以前購入した「座るだけで骨盤キュッとクッション」は、いわば祖父母のようだったなと、横目で見ながら思うわけです。

で、それに甘えていた自分の弱さを思い知らされています。やはり、水は低きに流れるということでしょうか…。

「Keeps クッション」の「Triangle Support System®︎」をナメてちゃいけません。このクッションは本気を試してきますよ!
カバーは、外して洗える

ちなみに、カバーは取り外して洗濯可能。
中身はウレタンフォームなので水洗い不可ですが、風通しがいいところで陰干ししておけばOK。頭部が直接当たる枕と違って、手入れに気をつかう必要はないでしょう。
シーンによって使い分け。3つのカラーバリエーション

現状、自宅の仕事場に持ち込んでいますが、クッションで高くなった分よりさらに座面を下げて使うようになりました。
それだけ背筋が伸びたということなのか、あるいは別の理由なのかもしれませんが、そのほうがタイピングが楽だと感じられるためです。
この調子でいけば、少なくとも仙骨座りからは卒業できそうです。
というわけで、勤務先用にもう1つ買おうと考えています。イエロー、グレー、ブラックの3色展開なので、勤務先で使うならブラックがいいですね。
商品提供: 西川
Source: 西川, Amazon.co.jp