最近のMacは、購入後のカスタマイズがとても楽になりました。
仕事用や学校用、その他の用途に新しくパソコンを購入したときに使えるヒントを8つご紹介しましょう。
目次
1. 移行アシスタントで復元する
古いMacから新しいMacへ移行するのなら、移行アシスタントを使うのがベストです。
新規セットアップ時に選択肢として表示され、iCloudやTime Machineバックアップにあるデータをすべて復元することができます。
これは、Mac間で手動でファイルをコピーするよりはるかに簡単。
別の手段として、サードパーティーのソフトウェアを使って、古いほうのMacでバックアップを取り、新しいコンピュータで復元する方法もあります。
2. MacのApp Storeはパスする

新しいMacのセットアップが完了したら、すぐMacのApp Storeを見に行ってしまう人は多いですが、Appleのメインのアプリストアでは扱われていない素晴らしいアプリが数多く存在することを忘れないように。
Appleの管理外でも、便利なサードパーティーアプリがいろいろ手に入ります。
アプリを1つずつダウンロードする必要はありません。
新しいMacにアプリをまとめてインストールする方法を参考にしながらやってみてください。
3. Spotlight検索を使いこなす
Mac上で何かを見つけるには、Spotlight検索がいちばんです。
[Commandキー]+[スペースバー]でアプリやファイル、フォルダーを検索したり、さらには、計算機や通貨の変換までできたりもします。
他には、AlfredやRaycastアプリなどもおすすめです。
4. Safariの設定を変更する

ブラウザーをChromeからSafariに替えるだけでMacのバッテリー駆動時間を引き延ばすことができるので、MacBookではSafariを使うのがおすすめです(Safariは全体的に悪くないですが、設定を変更してより使いやすくすることができます)。
ただ、Safariには他のブラウザーほど機能拡張が豊富に揃っていないので、それでは困るという方は、ChromeとFirefox両方の機能拡張が使えるようになるこのブラウザーをお試しください。
5. 音量調整アプリをインストールする

Macでは、アプリ別に音量を設定できるようになっておらず、個別調整がついているアプリ以外は、どのアプリも同じ音量に設定されてしまいます。
ただし、サードパーティーアプリを使うと、他の音源の音量はそのままで、特定のアプリ(メッセージやSlackなど)の通知音の音量のみを下げることも可能です。
BackgroundMusic(フリーアプリ)やSoundSource(有償)をお試しください。
6. 右クリックメニューをカスタマイズする
デフォルトの右クリックでは物足りないというときは、不要なオプションを削除し、使用頻度の高いものを優先するように変更することも可能です。
7. ゴミ箱を自動的に空にする

削除したファイルがゴミ箱にたまって、ゴミ箱を数日おきに空にするのが面倒なら、これを自動化してしまいましょう。
macOSには、30日より古いファイルを自動的に削除する機能があり、これを使うといちいち手動で空き領域を作る手間が省けます。
Finderを開き、[Finder]>[環境設定]>[詳細]へ移動、[30日後にゴミ箱から項目を削除]を選択して、ゴミ箱が自動的に空になるようにしておきましょう。
また、この機能を有効にする前に、ファイルバックアップサービスをどれか利用して、誤ってデータを失わないように注意してください。
ほかにも、Macでのファイル検索がさらに使いやすくなる方法をいくつか、Finderのカスタマイズでご紹介しています。
8. トラックパッドを使いこなす
macOSのジェスチャはとても使いやすいので、マウスを購入しなくても、と思う方もいらっしゃるでしょう。
「MacBookのトラックパッドははじめて」、または「何かヒントを」という方は、トラックパッドのおすすめ設定をご覧ください。
スワイプで操作スペースを移動したり、開いているウィンドウをすべて表示したり、他にも便利なショートカットが使えたり、とジェスチャで大幅に時短ができます。
Macで既にマウスをお使いの方も、このフリーツールをインストールすると、ジェスチャが使えるようになります。
Screenshot: Pranay Parab