誰しも口癖の1つや2つ、あるものです。
しかし、もしそんな無意識にポロリとこぼれた言葉が、相手に悪い印象を与えていたり、仕事に良くない影響を与えていたとしたら?
今回はそんなマズい口癖を5つご紹介します。
もし心当たりがあった人は、今からでも遅くないので意識して変えてみるのがおすすめです。
1. 「難しい」
現実的でない提案や依頼が出された時、思わず言いがちな「難しい」。
確かに、うまくいかなかった時の保険にもなる言葉ですが、多用は禁物です。
「うまくいかなくても仕方ないよね」というように、基準を下げてしまうことにもつながります。
そこで、「難しい」は「もしできるとしたら」のように、創意工夫や試行錯誤の余地がある表現に、言い換えるのが良いでしょう。
こちらの記事では、そのほかにもリーダーシップを発揮するうえで気をつけたい口癖と、その言い換えを紹介しています。
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2. 「えーと」「あー」
こちらは、思わず言ってしまっているという人も、多いのではないでしょうか?
「えーと」「あー」のような「つなぎ言葉」は、間を稼ぐのに使いがちな言葉であるのですが、これらの言葉ばかり言っていると、相手が興味を失ったり、嘘くさく聞こえてしまうのです。
この口癖をやめるには努力が必要ですが、その方法が詳しくこちらの記事に書かれています。
「つなぎ言葉」を使わないだけで、会話の説得力が増しますので、トライしてみる価値は十分にあるでしょう。
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3. 「すみません」
「つい反射的に謝ってしまっている」「悪いことをしたわけでもないのに、なんとなく謝ってしまう」そんな人は要注意。
確かに、必要以上に謝り、過剰に責任を引き受けることで、好印象をもたれる場合もあります。
しかし、そのせいで過剰な罪悪感を引き起こしたり、衝突回避のために謝る癖がついてしまったりと、自分にとって良くないことも多いのです。
身に覚えのある人は、謝るべきタイミングを意識するようにしましょう。
4. 「要するに」
「つまり」や「要するに」といった言葉を使って、相手の話を要約してみせる人は、よくいます。
しかし、このような会話の仕方は、相手に不快感を与えかねません。
誰でも、自分の話を勝手に要約し、一般化してほしくないと思っているのです。
「要約、結構やっちゃうなぁ」という人は、一度、要約したくなる気持ちをグッと抑えて、相手の話を丸ごと受け止めるようにするのが良いでしょう。
そのほか、嫌われる話し方については、こちらの記事をチェック。
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5. 「そんなことないです」
褒められた時に、ついつい謙遜して「そんなことないですよ!」などど言ってしまうこともあるでしょう。
しかし、考えてみてください。それを言われた相手は、どう返せば良いのでしょうか。
「確かに、やっぱり大したことないですね」とは返せませんよね。
ですから相手のことも考えて、ひとまず「褒め」を受け止めましょう。
褒められた時の上手な受け答えのコツは、こちらの記事にまとめられています。
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口癖を変えるのは、一朝一夕でできる話ではありません。
しかし、意識をすることで確実に変えていくことができるはずです。
まずは一度、自分が普段、無意識に口にしている言葉を見直してみるのはいかがでしょうか。