シャワーに関する悩みに「水圧が弱くて充分な水量が得られない」というものがあります。
このような問題を解決するために、最近では「低水圧対応」を謳った商品も多く見かけるようになりました。
肌当たりが強すぎるシャワー
ところが、筆者宅では「水圧が強すぎて肌が痛い」ことに悩んでいました。
2ハンドル式の混合栓なので、ある程度の水量を出さないと湯沸かし器が動かず、結果的にちょうど良い湯温とするにはそれなりに勢いのある水流が必要になります。
いろいろと対応品がないか探してみたのですが、ニッチな市場なのか「高水圧対応」というシャワーヘッドは見つからず。
そこで発想を切り替え、柔らかな浴び心地を謳った商品を試してみることに。そこで今回使用したのがGAONA『マジカヨ・アリエーネ シャワーヘッド GA-FA015』というアイテムです。
その名は「マジカヨ・アリエーネ」!
一見すると笑ってしまうようなネーミングなのですが、このGAONAというメーカー、ユニークな水栓商品を展開していることで有名な株式会社カクダイのブランドです(ちゃんとしたメーカーで良かった…)。

シャワーヘッドの板面に金属を採用しており、穴径0.3mmという微細な噴射口となっています。
外周には等間隔で1列に配置された穴があり、レースカーテンのような優しい肌当たりを実現。中央の噴射口には9つの束に配置した穴から勢いのあるシャワーが出てきます。
水圧は強いのに柔らかい肌当たり!
実際に使用してみると、水流が強い筈なのに痛みがなく、非常に柔らかく心地良い肌当たり。極細のストレート水流がしっかりと頭皮にまで届いているのを感じました。
以前のシャワーヘッドでは頭皮に水流が当たると「痛い!剥げる!」と戦々恐々としていたのが嘘のようです。

年間約1万4000円もの節約に!
商品自体は低水圧にも対応しており、年間約1万4000円の水道・ガス料金の節約が見込める30%節水タイプ。
また、本体も自動車と同じような塗装が施されており、深みのある光沢感があります。カラーバリエーションも5色と豊富。

交換はわずか1分。回すだけで完了
既存のシャワーヘッドとの交換も簡単です。
基本的には回して取り外した部分に新しいシャワーヘッドを同じように回して固定するだけ。2種類のアダプターも付属しており、殆どのメーカーのホースに対応している点も安心ですね。
筆者宅のシャワーはINAX製だったのですが、アダプターを使うこともなく、そのままねじ込んで使うことができました。交換自体はものの1分で終了です。
シャワーは毎日使うものだけに、使い心地を重視してヘッドだけでも交換しておくのは非常に大切だと感じられました。
また、副産物として省エネ・費用削減の効果も見込めるので、今使っているシャワーに不満を感じている人は、交換してみてはいかがでしょうか。
Source: GAONA, Amazon.co.jp