レジスタンスバンドは、「何にでも使える」「持ち運びしやすい」「いろいろなエクササイズに十分な負荷をかけられる」と、3拍子そろったアイテムです。ジム用のカバンに入れておいて損はありません。
でもこのバンド、長くて強いのはいいのですが、その多くは持ち手がないんです。そのため、握りにくいというのが最大の弱点です。
シンプルに持ち手付きのバンドを買えばいいのですが、持ち手があると、せっかくの多用途性を犠牲にしてしまいます。
バーベルと一緒に使えたり、ラックを超えて伸ばせたり、腕立て伏せのアシストに使えたりするのがレジスタンスバンドのメリットなのに。
つまり、わざわざ買い替えるくらいだったら、持ち手がなくても快適に持てる方法を見つけたほうがよさそうです。この記事では、そのためのアイデアをいくつか紹介します。
手袋を使う
もともと筆者は、ジムで手袋をするのが好きではありません。素手のほうが握力を鍛えられるからです。
でも、レジスタンスバンドには手袋が良いようです。指先が出るタイプでは十分に指を保護できないので、軍手かガーデニング用の手袋がいいでしょう。
タオルを使う
手袋よりもシンプルな解決策として、バンドの握る部分にタオルを巻く方法があります。
バンドの離れた2カ所を握る必要がある時には少し面倒ですが、別の何かを持参するよりは便利でしょう。
フックタイプまたは太いグリップハンドルを使う
必要な時だけ取り付けできて、使わない時には外せる。そんな便利な持ち手があったら最高ですよね。
通常のレジスタンスバンド用の持ち手はあまりいいものとは思えませんが、たとえばこちらのフックタイプのように、このタイプにぴったりの商品がつくられています。
あるいは、太いグリップもいいでしょう(Fat Gripzというブランドがありますが、ほかにも類似商品が出ています)。元々は、バーベルやダンベルの持ち手を広くすることで、前腕の筋肉に負荷をかけるためのものです。
しかし、何にでも取り付けやすいので、レジスタンスバンドにもぴったりです。参考までに、こちらの動画を見てみてくださいね。
Source: Valor Fitness, YouTube