最も伝統的なビジネススクールのひとつ、ハーバードビジネススクールの授業がオンラインで受講できることをご存じですか?

一流の講師陣からビジネス知識をインプットできるだけでなく、受講後には修了証も発行されることからキャリアのアップデートにも最適。良質な学びの場を求めるビジネスパーソンにとって、最高の機会が用意されています。

ビジネスの基礎を幅広く網羅

Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Harvard Business School
Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Harvard Business School

ハーバードビジネススクール(Harvard Business School: 以下HBS)のオンラインコースはビジネスにおける知識を全方面的に網羅。こちらのページでは全コースが以下の6カテゴリに分類されており、興味関心に近いテーマからコースを選択できるようになっています。

  • Business Essentials(ビジネスの基礎知識)
  • Leadership & Management(リーダーシップ&マネジメント)
  • Entrepreneurship & Innovation(アントレプレナーシップ・起業家意識&イノベーション)
  • Strategy(戦略立案&実行)
  • Finance & Accounting(財務会計)
  • Business in Society(社会におけるビジネス)

ビジネスの基礎となるデータ分析や財務会計、戦略立案、交渉術、さらにより俯瞰した視点からグローバル経済やサステイナブルなビジネスの在り方を学ぶものなど、まさに全ビジネスパーソンが会得すべき内容が集約されています。

インタラクティブで実践的な学びの仕掛けが充実

Image: Harvard Business School Online
Image: Harvard Business School Online

HBSではオンラインといえどただ座って画面を眺めているだけではなく、時間めいっぱいアクティブに集中して学べる工夫が充実。

クラスはケーススタディが中心で、過去実際にある企業が直面した課題を取り扱います。情報が完全に出揃わないような状況で自身がその当事者としてどうジャッジ、行動するのか。リーダーとしての立場をリアルに追体験しながら学びを深めることができます。

多数のアクティビティが用意されており、アウトプットを意識しながら受講できる仕組みも◎。自分の意見だけで完結するのではなく世界中の聴講者と意見交換する機会も用意されているため、多様な観点から学びを深めることができます。

2〜3カ月で完結、自分のペースで受講できる

1コースあたり約6〜8週間完結型(週に約4〜8時間受講)で、基本は自分のペースで進められます。ただ課題の提出など定期的に決められた締め切りがあるため、その期日は逃さないように要注意。各コースの詳細ページで具体的なタイムラインが公開されているので、申し込み前に必ず確認しておきましょう。

詳細ページでは他にも具体的な授業内容が記されたシラバス(講義などの内容や進め方を示す計画書)や講師紹介、またどんな人におすすめのコースなのかも記されているのでそちらも要チェック。

学びを終え、各種条件を満たした受講者には修了証が授与されます。

1コース終了で授与されるものもあれば、同じテーマカテゴリから3つコースを終了することで別途Specializationの証明書が授与されるパターンも
1コース終了で授与されるものもあれば、同じテーマカテゴリから3つコースを終了することで別途Specializationの証明書が授与されるパターンも
Screenshot via: Harvard Business School Online

修了証は履歴書上でも世界で通用する大きなPRポイント。MBA取得、外資や海外企業への転職を考えている方をはじめ、今後海外クライアントとのビジネスを視野に入れている方にとっても強力な武器になりそうです。

キャリアに磨きをかけたいすべてのビジネスパーソンへ

Image: Harvard Business School Online
Image: Harvard Business School Online

このオンラインコースは自身のキャリアに磨きをかけたい人にとって最高の学びの機会となるでしょう。

コースあたり1,750ドルと安くはない金額に思えますが、実際現地へ留学することを考えれば圧倒的に低コスト。将来への自分への投資と考えれば惜しくはない相場でしょう。金銭的にもしっかり投資することで、独学でビジネス書を読み漁るだけでは体得しづらい自信にもつながるはず。

コース選びは迷うところですが、現在の自分のポジションや業務内容に沿ったコースを選択するも良し、もしくは現在「なんとなく仕事がうまくいっていない」「マンネリを感じている/壁にぶつかっている」という方ほど一見自分には関係ないと思うような内容にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

また、ハーバード大学はプログラミングの入門講座を無料で提供しています。合わせてチェックしておきましょう。

全プログラミング学習者へ。ハーバード大の入門講座「CS50」が無償かつ日本語で学べるようになりました! | ライフハッカー・ジャパン

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すでに申し込みを締め切っているもの、また締め切りが間近に迫っているものもありますが、この機会を有効活用してみたい方、ぜひ以下より詳細をチェックしてみてください。

>>Harvard Business School Online

Image/Source: Harvard Business School, YouTube