筋トレでは、普通1セットごとに1~2分休憩してから次のセットをはじめるように言われています。
この休憩時間、だいたい肌感覚でわかるものですが(「次に行ける」と思ったらはじめるという風に)、タイマー機能を使うとさらに便利です。Apple Watchのセグメント機能なら、ダブルタップで簡単にこれが可能。
理想の休憩時間は?
休憩時間についておさらいしましょう。何分休憩するのがベストかは、ワークアウトの種類によって異なります。
軽めのエクササイズを次々とこなすようなワークアウトでは、セットとセットの間に30秒しか休憩を挟まないでしょう。
反対に、相当な重量を持ち上げるようなワークアウトでは、セット間に3~5分間の休憩を入れるほうがいいでしょう(自己ベストを目指すなら、さらに長く休憩する場合も)。
せっかちな人なら、休憩を早々に切り上げて次のセットを始めてしまうかもしれませんが、タイマーをセットしてあれば(2分とか)もっと休憩するべきだと気づくでしょう。
逆に、「もう5分も過ぎてた。次をはじめないと」ということもあるかもしれません。
Apple Watchの「セグメント機能」で休憩時間を管理
米国ソーシャルニュースサイト、レディット(reddit)の「r/AppleWatchFitness」で話題になったとおり、Apple Watchのセグメント機能は、隠れた優れものです。
最近、ユーザーu/Cultural_Rock6281の「セグメント機能を使って休憩時間を管理する方法」という投稿を読んだのですが、なかなかよさそうです。
自分のワークアウトをはじめる前に、ワークアウトAppでワークアウトを開始する必要はありますが、一旦開始してしまえば画面をダブルタップするだけで次のセグメントを開始できます。
ワークアウト全体のタイマーも動いていますが、表示の設定を正しく設定してあれば、追加でセグメントタイマーも起動して、ダブルタップで次のセグメントをゼロからカウントアップさせることができます。
この機能は、トラックを一周走ったら「1セグメント」というように、ランニング中のセグメントを区切るためによく使われますが、ウエイトトレーニングのセット時間を管理するのにも便利です。
休憩タイマーを開始するには、エクササイズの前か後に画面をダブルタップしてください(エクササイズの後ではボーっとしていて忘れがちなので、エクササイズの前にタップするのがおすすめ)。
まず、以下の手順に従って、使っているApple Watchでセグメントが表示される設定になっていることを確認しましょう。
セグメントが表示される設定かを確認する方法
- 自分のやりたいワークアウトを選択(「トラディショナル筋力トレーニング」がおすすめ)。
- 3点ボタンをタップ。
- 使用中のワークアウト(または、これからしようとしているワークアウト)で、鉛筆のアイコンをタップ。
- [ワークアウト表示]、次に[表示を編集]をタップ。
- [測定基準2]など、セグメントタイマーが含まれているビューをオン。
- ワークアウトを開始。
- Digital Crownを回して、セグメントタイマーのあるビューを表示。
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そして、ワークアウト中には、
- エクササイズ開始時に、ダブルタップして新しいセグメントを開始。
- 休憩を終えてエクササイズを再開しようと思ったら、Apple Watch を確認(エクササイズ自体は30秒ほどなので、2分休憩していたとしたら、カウントは2:30になっているはず)。
- ワークアウトを再開する時には、ダブルタップで新しいセグメントを開始。
きっちり計測できるという人は、エクササイズの開始時と終了時の両方で新しいセグメントを開始してもいいでしょう。
または、エクササイズを1つ終えて休憩に入る時だけセグメントを開始するのもありです。自分の使いやすいように決めましょう(Apple Watchのセグメント機能でできることに関しては、このガイドをご覧ください)。
Source: Reddit