ガーデニングにおいて、重要なのはバラエティです。エリアごとに高さ、色、質感の変化を出すように意思決定をしていくのがセオリーです。

ここ数年人気急上昇中のクレヴィスガーデンは、そのすべてを満たしています。さらに、庭園の中心的な存在でありながら、作ってしまえばメンテナンスが楽というメリットもあります。

そんなクレヴィスガーデンの作り方をご紹介しましょう。

クレヴィスガーデンとは?

歩道や舗装路の敷石の亀裂から、植物が芽を出しているのを見たことがあるでしょう。それが、自然にできた小さなクレヴィスガーデンです。

人工のクレヴィスガーデンでは、基本的にその状態を模擬することを目指しています。もっと正確にいうならば、歩道などの人工物ではなく、山間部の自然の中で発生するそのような状態を目指したものです。

クレヴィスガーデンの作り方

クレヴィスガーデンは作るまでがたいへんですが、その後のメンテナンスが非常に簡単。どんな岩を並べても構いませんが、特に人気が高いのが、チェコ式のクレヴィスガーデンです。

平らな岩板を、お互いが平行になるように立てて並べるタイプ。

具体的な手順はこちら。

  1. 岩板が安定して立つように、深い溝を掘る。岩の周りを粘土で埋めるといいでしょう。
  2. 表土と堆肥、そして水はけのよいもの(砂、パーライト、砂利など)を同量ずつ混ぜた土で、岩の隙間を埋める。
  3. 地中深くの空洞をなくすため、何回かに分けて十分に水を撒く。
  4. クマツヅラ(ペンステモン)、ヒヨドリバナ(センペルビブム)、ストーンクロップ(セダム)、ロッククレス(オーブリエッタ)、ドワーフコニファー、アイスプラントなど、日当たりがよく水はけのよい岩場に生育する小型の植物を混ぜて植える。

クレヴィスガーデンのメンテナンスは比較的簡単。必要に応じて水をやり、雑草が出てきたら抜き、秋が来たら枯れた茎を摘むだけです。