ホイップクリームはそれ自体でも贅沢ですが、ふんわりとホイップさせる以外にも、贅沢感を増す方法があります。

以下でご紹介する食材は、キリリとした酸味、ほんのりと香るお酒の風味、香ばしさ、さらには塩味を加えてくれるものまであります。

どの組み合わせも、きっと感心すること間違いなしです。

1.梅酢

梅酢(Umeboshi vinegar)は、好きなビネガー類トップ10という記事でも紹介した、私のお気に入りの調味料の1つです。

「梅酢」という名前ですが、厳密には言うと酢ではなく、梅を塩漬けした時にしみ出してくる液体です(日本の梅干しをつくる際の副産物です)。

塩気と酸味が強く、かすかに独特の香りがあり、果実が発酵した際に生じる風味も感じられます。脂肪分の高いリッチなクリームには、これがとても良く合うのです。

梅酢は、(醤油と同じイメージで)調味料として使ったり、夏場の飲み物にミックスしたりできます。でも、ホイップクリームに加えると、その相性の良さにきっと驚くはずです。

梅酢の塩気と酸味が、脂肪分たっぷりのホイップクリームを絶妙に引き立て、デザートのトッピングとしての魅力をいっそう高めるのです。ここに砂糖を加えれば、甘み、クリームの濃厚さ、塩気、酸味を一口で味わえます。

これを使う時は、いつも通りにクリームをホイップしてから、少しずつ梅酢を加えていきます。

ホイップ前のクリーム1カップにつき、小さじ1杯分からスタートして、味を見ながら、徐々に梅酢を足していくのがいいでしょう。

2.カクテル用のビターズ

ビターズとは、カクテルに風味をつけるための、苦みの強いアルコール飲料

でも、エキス分がギュッと濃縮されているので、エッセンス類と同じように使うこともできます:

風味の面では、ビターズを加えても、特定の食材の味が強く主張することはありません。それでも、クリームがぐっとおいしくなり、味わいが深まり、大人っぽい印象になります。特にお勧めなのはオレンジ・ビターズです。

カクテル用のビターズはとても風味が強いので、数滴入れるだけで十分です。この分量なら、アルコール分でホイップクリームの泡がへたってしまう心配は無用ですよ。

パパッと振り入れてホイップし、ビターズ独特の風味を加えてみましょう(さらに大人っぽい味にしたいなら、少し量を増やしてもいいでしょう)。

3.ハーブ類(と塩)

塩味のホイップクリームはあまり人気がありませんが、もっと評価されていいはずです。

ハーブの風味をつけたホイップクリームは、スイーツだけでなく、セイボリー(甘くない軽食)にもリッチな食感を与えてくれます。この場合、砂糖を加える必要はありません。

料理にクリーミーなおいしさを加えたいけれど、甘くなるのは嫌だな」と思ったことはありませんか?

塩味のホイップクリームなら、そんな願いに答えてくれます。

ボウルに盛り付けたスープや、燻製した魚のカナッペ、夏らしいトマトサラダなどに、ちょっとかけてみてください(あるいは、チェリートマトをこのクリームにディップするのもいいでしょう)。

詳しいレシピは、米Lifehackerのこちらの記事を参照してください。要するに、粗く刻んだハーブをクリームに浸して冷蔵庫で一晩寝かせてから、塩を加えてホイップするだけです。

塩味系のメニューなら何でも合いますが、それだけでなく、シンプルなショートブレッドや、オリーブオイルと塩をかけたおしゃれなアイスクリームなどにもぴったりマッチすると思います。

4.麦芽ミルクパウダー

最後の食材は、最新の書籍版『Cook's Illustrated』に載っていたものです。「(麦芽ミルクパウダーを)クリームに混ぜてからホイップすれば、アイスクリームサンデーやパイにぴったりのトッピングになります」と、本では説明されていました。

クリームと麦芽ミルクの具体的な比率や分量については記載がなかったのですが、有料版コンテンツにはレシピがあります。

また、ほかのレシピを見ると、クリーム1カップにつき、大さじ1杯から、4分の1カップまで、混ぜる分量にはかなりのばらつきがありました。

Source: Cook Country