個人の働き方や仕事が多様化する今、それを支えるデバイスはとても重要です。なかでもノートPC は、仕事の動力源と言えるデバイスだからこそ、そのスペックや利便性がそのまま、仕事のクオリティーへと直結します。
だからこそ、自分の相棒となるマシンは妥協せずに選びたいところですが、理想的なノートPCとは一体、どのようなものなのでしょうか?
そこで今回は、YouTuber・ブロガーとして活躍するトバログこと鳥羽恒彰さんにインタビュー。ガジェットなどを扱うブログ「トバログ」は月間約20万PV、YouTubeチャンネル登録者数は約17.5万人を誇る、まさにクリエイティブとガジェットのプロです。
そんな鳥羽さんに、注目を集める最新のノートPC「VAIO SX14」を使ってもらいながら、ワークスタイルや生産性を高める仕事術、そのために求めるデバイスの機能やこだわりについて聞きました。
ノートPCは軽さやデザイン、スペックを最重要視

日々、ガジェットの情報発信を続ける鳥羽さん。出先のカフェなどでノートPCを使って作業する機会も多いそうです。
持ち歩いて使うものなので、軽量であること、バッテリー持ちがいいことはかなり重視していますね。
それに加えて、出先での作業をこなすのに十分なスペックを持っていることも当然必要です。僕の場合、4Kで撮影した動画の簡単な編集ができる程度の性能がノートPCに求めるマスト条件ですね。
旅先などで写真や動画を撮影し、近くのカフェに入ってすぐに編集することも多いという鳥羽さん。
「撮ってすぐに作業する」ことは、モチベーション維持のためにも重要だと話します。
出先での作業では、撮影した動画をPCに読み込んで、実際に使う部分を取捨選択するなどの大まかな編集をすることが多いですね。
時間が経つと、どうしてもモチベーションや自分のなかでのネタの鮮度が下がってしまうし、別の予定に押されて結局アップしないままになってしまうこともあるので、気持ちがフレッシュなうちにベースを作っておくことは大切だと感じています。
また、モノ選びにおいて「白」が好きなことでも知られる鳥羽さん。今回お話を伺った仕事部屋も、白を基調にした秘密基地的な雰囲気を感じさせるスペースになっていました。PCを選ぶときも、カラーやデザインをかなり重要視しているそうです。
基本的にミニマルなものが好きなので、装飾が比較的シンプルで、なおかつ白をベースとしているものを選ぶことが多いですね。
今回ご紹介する「VAIO SX14」はカラーバリエーションが豊富で、その中で今回は「ファインホワイト」を鳥羽さんに使ってもらいました。まさに鳥羽さんのカラーである「白」がメインカラーですが、実際に使ってみてどうだったのでしょうか?

性能も質量もデザインも、高水準でバランスの取れた「VAIO SX14」
鳥羽さんが使ったVAIO SX14は、14.0型ワイド4Kディスプレイ搭載モデル。
さらに、プロセッサーには第12世代インテル®Core™プロセッサーを採用。今までにない新しい高性能ハイブリッド・アーキテクチャーを採用した高性能コア(P-cores)と高効率コア(E-cores)を組み合わせたこのプロセッサーは、どんな作業にも直感的に対応し、実践的なパフォーマンスを発揮します。


性能面に関しては言うことなしですね。
14.0型ワイド4Kディスプレイを搭載しているので、写真や動画の細部の確認もしやすいですし、性能が大きく向上した第12世代のプロセッサーのおかげで4K動画もスムーズに編集できます。
ノートPCとしては、かなり高いレベルだと感じました。

本体だけで通信できるSIMフリー対応
VAIO SX14にはSIMフリー対応モデルがラインアップされていますが、出先での作業を効率よくこなすという観点で大きな魅力を感じているといいます。
データは基本的にクラウドで管理しているので、写真を撮ってPCに読み込んで作業をする場合、通信環境は必須になります。
そのときに、スマホをポケットから取り出してテザリングをしたり、カフェのWi-Fiのパスワードなどを確認して接続したりしていると、それだけで5分や10分はすぐにロスしてしまいます。
そういったストレスなく、PCを開いたらそのままネットに接続できるメリットは大きいですね。

約1kgという軽さなのに堅牢なボディ
VAIO SX14は、質量が約1kgと非常に軽量。にもかかわらず、非常に堅牢でタフなボディをしています(VAIO独自のさまざまな利用シーンを想定した数十項目におよぶ品質試験を実施)。
また、キーボードは約19mmのフルピッチで、キーストロークも約1.5mmと深く、打鍵感の高さを重視した設計となっています。

これだけの性能を備えながら、約1kgという軽さはすごいと思います。
キーボードは、タイピング音が全然しないのにしっかり打鍵感があって、最初に触ったときは本当に驚きました。
子どもがまだ小さいので、夜間に静かに作業できるのはありがたいですね。
バッテリーも、4K動画編集などのヘビーな作業をした場合でも数時間はまったく問題なく続けられ、テキストなどの軽い作業なら半日以上持つので安心です。
豊富なインターフェースで実用性も抜群
インターフェースの豊富さもVAIO SX14の特徴。USB Type-C®ポート(Thunderbolt™ 4対応)とUSB Type-Aポート各2つに加え、HDMIポート、ステレオミニ端子を備えます。
これも本当に魅力的です。
13〜14型クラスのノートPCの場合、ポート数が少ないものもありますが、結局ハブが必要になるんですよね。ハブを忘れて何もできなかったという経験もあるので、さまざまな外部機器をそのまま接続できるのは大きな強みだと感じます。
たとえば、HDMIポートを使ってホテルのテレビにつないで大画面で作業したり、外付けのテンキーを使って数字の入力を効率化したりといった場合も、すぐに接続が可能です。

マットで落ち着いたデザインに鳥羽さんも納得
VAIO SX14は、天板にカーボンを採用した美しいデザインも特徴。
カラーは「ファインホワイト」「アーバンブロンズ」「ブライトシルバー」「ファインブラック」に加えて、プレミアムエディションとして「ALL BLACK」が用意されています。


天板がいかにもカーボンというハードな感じではなく、マットな質感で落ち着きが感じられるところが気に入っています。
今回は「ファインホワイト」を使ってみましたが、「白」にこだわりがある僕でも、この天板の白は理想の白だと感じました。
欲を言えば、ALL BLACK EDITIONのように裏面も白で統一されていて、キーボードも隠し刻印で真っ白というモデルがほしいですね。もしあったら即買いすると思います。
このほかに、PCの前に座ると人感センサーがユーザーを検知して自動で顔認証を実行する機能を備える「VAIO User Sensing®」や、Web会議などで周囲の雑音が入り込むことを防ぎ、音声だけをクリアに伝えるAIノイズキャンセリング機能、美画質に撮れる約207万画素のフロントカメラなども備え、仕事でもプライベートでも安心して使える1台になっています。

今回、実際に使ってみて感じたVAIO SX14の魅力を、鳥羽さんは「バランスのよさ」だと総括します。
4Kディスプレイを搭載してこの軽さで、インターフェースも充実していて、デザイン性も高いという総合的なバランスのよさが魅力ですね。
ノートPCに求められる要素・機能をすべて高いレベルで兼ね備えているPCだと感じました。
ノートPCは鳥羽さんにとって「クリエイティブの原点」
今年で日本発売25周年を迎えたVAIOですが、29歳の鳥羽さんが幼少期に最初に触れたPCは、実は初代のVAIOだったそうです。
両親が「これからは仕事でPCを使う時代になるから、子どもにも早い時期から触れさせたい」という考えを持っていたので、4歳の頃からペイントアプリでお絵かきをしたり、タイピングを練習したり、子ども向けのSNSに投稿したりしていました。
VAIOは独特のバイオレットカラーがカッコよくて、印象に残っています。
その後も、小型PCの「type U」や「type P」に憧れたりと、どこにでも持ち運べる小さな端末には惹かれることが多かったですね。
今考えると、僕がガジェットに興味を持ったのは、そんな原体験があったからかもしれません。

そんな鳥羽さんにとって、ノートPCとはどんな存在なのでしょうか?
僕にとってはクリエイティブ活動の原点ですね。
初めて触った端末がVAIOのノートPCだったということもありますし、進学や就職などの人生の転機では、そのときの自分に合ったノートPCに買い換えることが多く、自分の人生に伴走して支えてくれるクリエイティブマシンなのかな、と思っています。
■第12世代インテル® Core™ プロセッサーについて 詳しくはこちら
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鳥羽恒彰(とば・つねあき)
1993年茨城県日立市生まれ、福島県郡山育ち。大学卒業後、PRエージェンシーに入社。IT企業やスポーツイベントなど10社以上のPR業務を経た後、2018年より独立。『トバログ』の人として活動する傍ら、雑誌媒体やウェブマガジンにて、ガジェットやモノに関するコラムを多数執筆。2019年には電子書籍『What’s in mybag? 〜『トバログ』のカバンの中身と愛用品〜』を発売。