ロボット掃除機は、今や多くのメーカーからリリースされています。メーカー間に競争が生まれたこともあり、かなり買いやすくなってきましたね。
ところでロボット掃除機は、実際のところ“使える”のか“使えない”のか、どっちなんでしょう。メーカーやグレードによっても差がありますが、ザックリ言えばこんな感じに分けられます。
ロボット掃除機を導入したほうがいい人って?
ロボット掃除機が向かない人
- 床の上が散乱しがち(子どもがいるなど)
- “不完全ならゼロと一緒だ”と思う
ロボット掃除機が向いている人
- 予定を多く抱えがちで、掃除にかける時間が惜しい
- 居ない間に床のゴミやホコリがなくなるなんて最高
もうそろそろロボット掃除機は、アーリーアダプターとアーリーマジョリティ間のキャズムを越える頃でしょう。自分に向いてそうだと思ったら、セールなどを待って買っていいタイミングだと思いますよ。
SwitchBotのロボット掃除機『S1』

前置きが長くなりましたが、先日、待望のロボット掃除機を入手しました。
実は、私はSwitchBotのスマートロックを愛用しています。同じアプリ上で一元管理できるということもあり、新たにロボット掃除機をリリースしたSwitchBotの『S1』を選んでみました。
結論を先に言えば、本当に買ってよかったです。
夫婦共働きで、床掃除担当の私が副業をしていることもあり、場合によっては2週間以上、床の掃除をサボる生活を送っていたのもすっかり過去。今となっては、仕事から帰ってきたらピカピカの床が待っているわけですからね。
▼「Switchbot スマートロック」のレビュー記事はこちら
後発ならではのつくり込み

後発メーカーは、先行者利益を受けられる先発メーカーより市場競争で不利なもの。その競争に勝つためにすべきことは何か、SwitchBotはちゃんとわかってるようです。
コスパがとにかく良い
『S1』と同等のスペックで、さらに安い他社製品を探してみましたが、無名メーカーを除いて見つかっていません(執筆時点の実勢価格にて)。
無駄のない動きで実用的
次に、吸気音が比較的静か。実際に気になるのは、フローリング上でカーブするときにゴムワイパーと床がこすれるキュッキュッという音と、段差を越えるときのガタガタという音くらいです。
肝心の実用性については、マルチフロア管理(2階など、ロボット掃除機が侵入できないエリアを別々にマッピングできる)を搭載し、部屋の形状を正確に検知できるレーダーも装備。無駄のない動きで、きちんと掃除してくれるのでおすすめです。
集塵と拭き掃除の2way

和室が多い我が家の場合、普段は使っていないのですが、タンクに水を入れてアタッチメントを装着すれば、拭き掃除にも対応可能です。
マップで部屋ごとに拭き掃除の有りなしを設定できますし、もうひと押しツヤピカにしたいという人にも、ちゃんと応えてくれますよ。
ノーマル『S1』は、ダストボックスの掃除が手作業

私が買ったノーマルタイプの『S1』は、ダストボックスに集塵したゴミを自分で片付ける必要があります。
もとより某メーカーのサイクロン掃除機を使っていることもあって、個人的にはあまり気にならないのですが、これがイヤだという人は、上位機種の『S1 Plus』を検討してみましょう。

『S1 Plus』なら、ベースに帰還したあと、ベースの紙パックに自動でゴミを移してくれる機能が付いています。

ちなみに、このダストボックス。文字を使わずにイラストで説明を入れるユニバーサル対応は基本として、見慣れた日本語も印字されているのに気が付きましたか?
海外メーカーが、こんな細かいところで日本語対応しているのは、なかなか珍しいですよね。もちろんサポートも日本語対応。
私がSwitchBotを推すのは、安かろう悪かろうじゃないメーカーの姿勢にも理由があるんですね。
アレクサと連携することもできるし、ロボット掃除機を比較検討しているという人なら、『S1』を選択肢に加えない手はないと思いますよ!
Source: Wikipedia, SwitchBot, Amazon.co.jp