2016年、熊本地震を経験した筆者。それまで防災グッズというものは懐中電灯くらいしか持っておらず、地震が起きてからは水はもちろん食べ物の調達には苦労しました。
コンビニに行っても開いておらず、開いたとしてもパンやご飯は一瞬で売り切れ。次はいつ食料が手に入るのかわからない状況に、不安な日々を過ごしました。
その経験を生かし、防災グッズとしてまず購入したのが缶入りのパン。長期保存ができるため、無駄にすることもなく万が一の時にも安心です。
もしもの時に心強い防災食。ボローニャのパンで備える

地震で停電・断水、車中泊を経験し、何より必要だと感じたのは水、そして食料でした。
特にパンは、お店が再開したとしてもすぐに売り切れます。また、地震や災害の規模によってはお店がすぐには再開できない可能性もあります。
そのため、防災グッズとして購入したのが「缶deボローニャ」。

缶詰めに入っているため長期保存が可能で、今回購入したものは2025年11月が消費期限になっています。3年も保存ができるなら安心です。
また缶に入っているメリットとして、地震等の衝撃にも耐えられるということ。地震が起きた時には思いもよらぬものが倒れたり、壊れたりするためそういった衝撃から守ってくれる役割もあります。
不安な時でも食べてほっとする美味しさがいい

缶切り不要で開けることができ、しかも使用しているのは粉や卵などシンプルな原材料。不安な時だからこそ美味しいものを食べると、ほっと安心することができます。
実際に子どもたちとチョコレート、メープル、プレーンを食べてみると「美味しい!」と好評。


特にチョコレート味は香りも良いので人気でした。今回購入したのは6缶入りでしたが、2人の幼児と大人2人の4人では1食分としてはやや物足りない量ではあるので、3日分は用意したいなと思いました。
さまざまな防災食を用意しておく

今回購入した缶deボローニャのほか、我が家ではインスタント系の備蓄食も用意しています。それをローリングストックし、消費期限が近づいたら家族で美味しくいただくことで無駄なく災害に備えています。
そのなかでもやはりパンは長期保存ができるメリットが大きく、災害時には器も必要なく食べることができます。
また、災害時にはストレスも強くかかることから、パンやご飯系、麺系、スープ類など可能な限りさまざまな種類の防災食を用意しておくことで、そのストレスも解消されます。
そして「美味しい」ものは災害時にも心をほっとさせてくれる力があります。
ボローニャのパンはそんな美味しさが詰まった、クオリティの高い防災食でした。

Source: 缶deボローニャ, Amazon.co.jp