いまやスマホは、私たちの日常成果に欠かすことのできないツールとなっています。スマホが与えてくれる恩恵は少なくなく、間違いなく生活の利便性は向上したといえるでしょう。

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ライフハッカー読者が買ったものTOP3

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しかしその一方、健康への影響については「負の側面」といえる事態が発生していると指摘するのは、『スマホ脳の処方箋』(奥村 歩著、あさ出版)の著者。もの忘れに悩む人を対象にした「もの忘れ外来」で診療に携わっておられる脳神経外科医です。

スマホがもたらす悪影響と聞けば、「集中力や記憶力の低下」「子どもの学力低下」「イライラしやすくなる」「肩こり」「睡眠障害」などが思い浮かぶかもしれません。しかし、それだけではなく、スマホによる健康問題は日に日に深刻化しているように感じていると著者はいうのです。

「もの忘れ外来」は本来、認知症を中心とした脳機能の問題について診療する専門医療です。これまでは高齢者を中心とした患者さんが大半を占めていましたが、最近は30〜50代の患者さんが急増。そのほとんどがスマホを原因とした、認知症のようなもの忘れを発症して来院されます。(「はじめに」より)

にわかには信じ難い話ですが、そればかりか、他にも腕や関節・舌の痛み、パニック発作・パニック障害、めまい、動悸・息切れ、頭痛などさまざまな症状も、スマホによって引き起こされているのだとか。

つまり本書のバックグラウンドには、スマホ依存による体調不良を患う人、あるいはその予備軍を減らしたいとの思いがあるわけです。しかも、これまでの診療経験と医学的根拠から、スマホ依存による体調不良は生活習慣を見なおすことで改善できるのだと著者は述べています。決して難しいことではないのだとも。

そうした考え方に基づく本書の第7章「脱・脳疲労! 今日からできる生活改善テクニック10」のなかから、2つをピックアップしてみることにしましょう。

散歩や皿洗いなどのリズム運動をする

脳疲労や、そこを原因とする健康問題を防止するための生活改善テクニックのひとつとして、著者は「リズム運動」をすすめています。

リズム運動とはその名のとおり、一定のリズムで体を動かす運動のこと。リズム運動は脳をリラックスさせて“ぼんやりした状態”をつくり、脳内のセロトニンを活性化させることが科学的に明らかになっているのだそうです。

なお、日常生活で取り組みやすいリズム運動は、たとえば以下のとおり。

・散歩

・サイクリング

・スイミング

・キャベツのみじん切り

・お皿洗い

・靴磨き

・座禅

(169ページより)

すべてに共通しているのは、同じ効果を繰り返すことで、ぼんやりした状態がつくり出されること。セロトニンはリズム運動を開始して5分後くらいから分泌が促進され、20〜30分を経過したころにピークに達するのだといいます。したがって、1回に何時間も行うのではなく、1回15〜30分程度、週に2、3回行う習慣をつけるといいようです。

他にも、私たちが上手に笑ったり泣いたりするのも、リズム運動と考えられています。楽しいとき、「わっはっは、わっはっは」と笑うと、より楽しくなってきますよね。

一方で、いくら悲しくても「エーン、エーン」と思いっきり泣くとなんだか気分が晴れてスッキリしますよね。これは、笑うことも泣くことも、リズム運動で脳によい影響を与えているからです。(170ページより)

感情をため込まず表に出すことが、脳内のストレスホルモンを減らすことにもつながるということ。そのため、脳の疲労を軽減させることが期待できるというのです。(168ページより)

セロトニンが活性化する「プチ座禅」をする

なお、数あるリズム運動のなかで著者がとくにすすめているのは、なんと座禅。

座禅のどこがリズム運動なのかと思いたくなりますが、坐禅しているときの規則正しい腹式呼吸は、立派なリズム運動なのだそうです。また、瞑想などの際に用いられていることからもわかるように、座禅は頭をぼんやりさせるのにも最適

そこで、ここでは簡単にできる「プチ座禅」の方法が紹介されています。

まず用意するものは座布団2枚です。リラックスできる服装に着替えて、靴下を脱ぎ、時計やスマホなどはどこかにしまってください。

床に1枚の座布団を敷き、もう1枚の座布団は二つ折りにして、床に敷いた座布団の上に置きます。二つ折りにしたほうの座布団をお尻の下に敷いて座ります。

次に、二つ折りした座布団にお尻を乗せてあぐらをかきます。右足を上げて左足の大腿の上に置きます。このとき、右足のかかとが左大腿のつけ根のところまでくるように右足を左足の上に深くセットしましょう。(171ページより)

本格的な坐禅をする際の坐り方では、足の裏は天井に向けるもの。しかしそれは、初めて行う人にとってはかなり困難な体勢でもあります。そこで、まずは足裏を見せるのは片足だけにして組んでみようと著者は提案しているのです。

足を整えたら、次は手の組み方です。

仏像でよく見られる「法界定印(ほっかいじょういん)」という形を作ってみましょう。右手の拳を上に向け、そこに左手の甲を乗せます。両手で楕円の輪を作ってください。

その状態の手を維持したまま、組んだ足の上に乗せれば出来上がりです。姿勢は背筋をまっすぐにして、顎を引いて首を伸ばしてください。目線は45度より下に落とした状態にします。(172ページより)

さて、次にいよいよ呼吸を整えるわけですが、その際の基本は鼻呼吸。ゆっくり時間をかけて鼻から息を吐き、吸うときは吐くときよりも短い時間で鼻から吸うのです。

ポイントは、鼻の前に1枚の薄いティッシュペーパーがある状態をイメージすること。そのティッシュがほとんど揺れないくらいの感じで、ゆっくり呼吸をするわけです。

Image:『スマホ脳の処方箋』

なお坐禅を行う場所は、どこでもOK。家だけでなく、自然を感じられる屋外や、サウナで行うのもよいようです。とくにサウナの場合はスマホを持ち込むことができませんから、より集中することができそうです。(170ページより)

本書で明らかにされているのは、スマホ依存が脳に与える影響を理解し、それを防ぐにはどのように行動すればよいのかということ。しかも「スマホ=悪」とみなしているのではなく、あくまで素晴らしいツールであるスマホと正しくつきあっていくための考え方や方法を伝授しているのです。多少なりとも「スマホを使いすぎているな」と感じている方は、手にとってみるべきかもしれません。

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Source: あさ出版

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