部下のパフォーマンスを向上させるために、チームをより良いものにするために、皆さんに求められているもの。それは「リーダー力」なのではないでしょうか。
ただ、一言「リーダー力」と言っても、具体的に何をしたらいいのやら…。そう思う人も少なくないかもしれません。
そこで今回は、リーダー力を高めるためにまず読んでほしい本を5冊ピックアップしました! マネジメント初心者の人、管理職でもっとリーダーとしての能力を高めたい人も必見です。
目次
1. 共感目標を掲げる
皆さんは次のどのタイプの目標を掲げていますか?
- 目標1.0(他人目標)…他人から与えられた目標
- 目標2.0(利己目標)…自分の利己的な目標
- 目標3.0(共感目標)…共感できる目標
他人目標では「やらされ感」が出てしまい、「給料をあげるから業績を伸ばしてくれ」という利己目標だと心の底からモティベーションを上げることはできないでしょう。
リーダーであれば、「共感目標」を掲げてください。共感目標を掲げられないのであれば、チームづくり自体がうまくいっていないのかもしれません。
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2. 人的資本を活かす
営業という仕事1つをとっても、「アポを取るのが得意な人」、「資料づくりが得意な人」など人によって得意不得意が異なります。
そのため、リーダーとしてより良いチームをつくるために活かしてほしいのが「人的資本」です。「人の能力」に焦点を当てることで、同じチームでもまったく異なる成果をあげられるようになるはずです。
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3. 部下には「ポジティブフィードバック」を出す
部下の多くが、上司からフィードバックをもらえていないことで悩んでいるのだそうです。もらえていたとしても、「ダメ出し」ばかりではやる気はなくなっていく一方です。
そこで、リーダーである皆さんは意識的に「ポジティブ」なフィードバックをしてみてください。これは、ただのフィードバックとは異なり、相手の成長のための良質なコミュニケーションです。
この結果、部下は皆さんを慕い、ついてきてくれるようになるだけでなく、自らやる気を出して仕事に取り組むようになるでしょう。
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4. 各々の「やる気」を理解する
「最近の若者にはガッツがない」や「部下に積極性が見られない」といった不満を抱えていませんか? それらの不満、自分の過去を基準とした物差しで測った結果ではないですよね?
たしかに、一昔前と比べて、最近の若者にはどこかやる気のなさを感じてしまいます。しかし、彼らにやる気がないわけではありません。何を一番大切にするかという生活の中の優先順位が異なるため、「やる気」の種類も異なっているのです。
部下に対して不満を感じる前に、彼らの向上心の源になっているものは何なのか、今一度考えてみましょう。彼らのモティベーションを上げるヒントがそこに隠されているかもしれません。
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5. 苦手なあの人のこそホメ出しする
会社の上司、同僚、部下。誰しも1人くらいは苦手だなと感じる人がいるでしょう。そういう人には「ホメ出し」をしてみてください。
また、自己肯定感が下がってきた時にも同様に「ホメ出し」をしてみてください。
リーダーでの立ちまわりを気にするあまり、他人や自分に対して嫌悪感を抱く時があるかもしれません。そんな時こそ、実践してみてほしいこの「ホメ出し」。具体的にどういうものなのか、気になる人はぜひ本を手に取ってみてください。
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まずはどれか1冊。一番取り組みやすそうなものを手に取ってみてください。みなさん自身もチームもより良いものになるはずです。