会議中にメモを取ることはそれほど簡単ではありません。まず、メモを取る時間はもちろん設けられないので、スピードとの勝負になりますよね。さらに、人数が多ければ多いほど、聞き取る力も必要になってきます。
それでもやはり、重要な会議中のメモ。あとから「あの人なんて言ってたっけ」、「結局これからどうしていくんだっけ」などとなってしまっては大変ですからね。
今回は、「メモ力」が試される会議において、より効率よくメモを取るコツをご紹介します。
目次
1. 事前準備を制するものが会議を制す
まず、参加者や議題などの会議前に既にわかっている事柄については事前にまとめておきましょう。ミーティング中は特に重要だと思われることだけを書き出します。一言一句聞かないで良いのです。
また、メモが苦手な人におすすめしたいのは「テンプレート」を用意しておくことです。質問、決定事項などの項目をあらかじめつくっておくと、ミーティング中にメモの構成に気を取られることがなくなります。
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2. 「感情」とともに思い出す
私自身もそうなのですが、メモを取る時って事実だけを書きがちじゃないですか? 会議中の自分の気持ちまで書いたことはありますか?
メモに感情を残しておくことをすすめるのは、『Notionで実現する新クリエイティブ仕事術』の著者である村上臣さん。そうすることで、あとから思い出しやすく、疑問に思ったことを追加でリサーチしやすくなるのだとか。
以下の記事ではさらに、Notionを使ったメモ術も紹介しています。
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3. ノートの見開きページは時計まわりに使う
さまざまなメリットもあるアナログメモ。読者の皆さんの中にもアナログ派だという人は少なくはないと思います。
ただ、デジタルツールに比べると、どうしても効率の良さに欠けてしまうアナログメモ。そこで、アナログ派の皆さんに試してほしいのが「ノートを見開きで使って、時計回りにメモを取る」という方法です。
これは、日本一情報を発信する精神科医として知られる樺沢紫苑さんが伝授してくださったものですが、メモをとりながら頭を整理できるという、効率的かつ生産的なメモ術なのです!
会議中に頭の中で話を整理するのにも役立ちそうです。
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4. デジタルメモのあの余分な時間は省く
iPadやMacのユーザーであれば活用している人もいるであろう「クイックメモ」。とても便利である反面、少し厄介なことが…。
それは、クイックメモを開くと、デフォルトだと前回のメモが必ず開くということ。一分一秒を争う会議中のメモ。そんなことに時間を取られていてはたまりません。
そこで、クイックメモを開いたら常に新規のメモを開くように設定しておきましょう。
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5. Chromeもメモ帳化してしまおう
おそらくPCを開きながら参加しているであろう会議。ウェブサイトはChromeを使っている人も多いのではないでしょうか。
そんな中、ほかのメモアプリを開くのは少し億劫。同じChromeでメモが取れたら便利だと思いませんか?
以下の記事で、Chromeをメモツールとして使うための方法をチェックしてみてください。
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メモを取ることはもちろん重要ですが、そればかりに気を取られていては会議に参加しているとは言い難いです。より効率よく、最低限の労力で行なえるようなメモ力を身につけ、会議に臨みましょう!