iPhoneやApple Watchでヘルスケアデータを記録しても、それをいまひとつ活用できていないと感じる方もいるのではないでしょうか。

そんな時に役立ちそうなのが、自動で取得した情報や自分で入力したデータを総合的に管理して、さらにそれらの関連性を分析できるAIコンディショニングアプリyou’d(ユード)」。

実際に筆者が数週間使用し、使い勝手を試してみた結果をお届けします。

体調や活動を細かく記録できる、多様なギミック

最初に連携設定を行なえば、iPhoneの「ヘルスケア」アプリの情報がyou’dに反映されます。

Apple Watchで記録した歩数や睡眠時間、スマホ連携の体重計から取得したデータなどは自動で記録されるので、改めて入力する必要はありません。

体調の記録は、「快調である」から「具合が悪い/強い痛み等」までの指標が記載されたスライダーで選択。操作がシンプルなので、難しく考えずに直感的に記録できます。

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さらに、具体的な痛みなどの不調も記録できます。不調の出ている部位を選び、「痛み」「こり」などの症状を選択。

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また、食事やコーヒー、服薬、サプリメントなど、体調に影響しそうな行動を記録する「活動タグ」も用意されています。

タグはあらかじめ用意されているものから選択するほか、独自に作成することも可能。服薬などは薬の種類ごとにタグを作成すれば、より細かい管理ができそうです。

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体調や痛みに変化があった場合は、アプリのホーム画面から新しい情報を入力します。

同様に活動タグも随時追加していくことで、自分のコンディションの変化を細かく記録できます。

なお、記録はApple Watchからも入力が可能。気になった時に、手首からすぐに新しい情報を追加できるのがメリットです。

「ランキング」でデータの関連性を分析

このアプリのおもしろいところは、記録したデータ同士の関係性を分析してくれること

アプリの「ランキング」タブで、体調や心拍数、睡眠時間、睡眠効率などの基準となる項目を選ぶと、その項目のデータに関連の高そうな項目がランキング形式で見ることができます

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たとえば「体調」を選ぶと、気温や湿度、睡眠時間といった項目が体調の変化に関連性の高そうな項目として表示されます。

さらに、それぞれのランキング項目をタップすれば、2つの項目のグラフが表示され、どんな関連性があるのかを具体的にチェックできます。

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カレンダーの連携や、症状の専門的アドバイスも

カレンダーを連携することで、登録されている予定と記録した体調やアクティビティタグを一緒に表示することも可能

会議、飲み会といった日常のスケジュールと体調の関連性も確認できるでしょう。

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また、アプリ内からは、気になる症状についての医学情報を見ることもできます。

同じ症状を繰り返し入力した場合にも表示されるので、体調管理をしながら知識のアップデートも行なえます。

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体調のデータをトータルで管理できる「you'd」

健康管理・体調管理のアプリは多数ありますが、その多くは睡眠記録や食事・体重管理など、特定の目的のためにつくられたもの。

そのため、記録・管理するデータの種類が増えてくると、いくつものアプリをチェックしなければならなくなり、面倒になりがちです。

you’dは、そんなヘルスケアデータを1カ所に集約してくれるのがいいところ。さらに、それぞれのデータの相関性を分析できるので、単に体調を記録するだけでなく、その記録を自分の健康状態をより良い状態に導くための指標としても役立ちます。

登録できる情報の種類が多く、とても多機能なので、最初からすべてを使いこなそうと考えるのではなく、まずは自分が気になっている体調や症状に関する記録をつけることからスタートしてみるのがいいかもしれません。

最初の3カ月は無料、それ以降は半年プランが2400円、1年プランが3600円で利用できます。まずは無料版で試してみてはいかがでしょうか?

ダウンロード:iOS(iOS 11以降)

※Android版は2022年10月後半に提供開始予定

Screenshot: 酒井麻里子 via you'd / Source: you'd, App Store