新しいテクノロジーといえば、派手な機能が目を引きがちです。
iPhone 14 Proの目玉は、もちろん、フロントカメラ部分のパンチホールが、使い方に応じて変化するダイナミックアイランドでしょう。
Appleはこれをアラートや、バックグラウンドタスクのためのハブとして宣伝していますが、その真の可能性は、サードパーティの開発者が考え出したユニークな使い方によってもたらされるかもしれません。
たとえば、iPhone14 Proのダイナミックアイランドに「たまごっち」のようなペットを住まわせることができます。
もちろん、これはAppleの「設定」で利用できるようになるわけではありません(そうあって欲しいものですが)。
これは、RedditクライアントのApolloや、AMPリンクを通常のURLに変換するアプリAmplosionで有名なiOS開発者のChristian Seligさんが作成した機能です。
「たまごっち」にインスパイアされたこの機能で、Seligさんはダイナミックアイランドの上に猫を配置しました。
この猫は走り回ったり、眠ったり、夢の中で暮らしたりと、ただただ可愛いだけの存在です。
この猫の名前は、Seligさんが実際に飼っている猫にちなんで「ヒューゴ」といいますが、14 Pro の「たまごっち」に設定できる動物は、この猫だけではありません。
「ダイナミックアイランド動物園」と呼ばれる動物園から、「ピクセルパル」である犬のルパート、ハリネズミのチョートリー、キツネのフィネガン、そしてウーパールーパーのモッチーも選択できます。
ひとつだけ(大きな)欠点があるとすれば、ユーザーがiPhone 14 Proを使うとき、これらのデジタルペットは追いかけてこれないことです。
残念ながら、iOSはまだiOSであり、iPhoneユーザーがTweetしたり、TikTokをスクロールしたり、友人にメールを送ったりしている間、ヒューゴやフィネガンやチョートリーをダイナミックアイランドの上で待機させることはできません。
そして、この機能はApolloに組み込まれているので、現在Redditを使っていない人は、今すぐ使いはじめるしかありません。
Apolloには有料会員限定の機能もありますが、ダイナミックアイランド動物園は無料で使えます。
最新バージョンのアプリとiPhone 14 Proか14 Pro Maxがあるなら、Apolloアプリの「設定」→「一般」→「ピクセルパル」と進むと、このオプションが表示されるはずです。
ほかのiPhoneでも楽しめる
iPhone 14 Proが無くても、「ピクセルパル」で楽しむことは可能です。
「ピクセルパル」はiOS 16のカスタマイズ可能なロックスクリーンのApolloウィジェットオプションになっています。
Appleの最新アップデートに対応しているiPhoneがあり、Apolloアプリがインストールされていれば、いつでも好きなときに「ピクセルパル」を表示することができます。
設定方法は、ロック画面を長押しして「カスタマイズ」をタップし、ウィジェットスペースを選択して「ウィジェットの追加」メニューを表示させます。
「Apollo」をタップし、「ピクセルパル」までスワイプします。
ロック画面に大小を問わず「ピクセルパル」のウィジェットを追加できるので、一度に複数の「ピクセルパル」を画面に表示させることができます。
ロック画面に「ピクセルパル」ウィジェットを配置すると、デフォルトで猫のヒューゴが表示されます。
動物を変更するには、ウィジェットをタップしてから、「猫(ヒューゴ)」をタップして、他の4匹の仲間のうちの1匹と入れ替えます。
Source: Twitter