いつ起こるかわからない、台風や地震をはじめとする大規模災害。自宅の防災対策は万全ですか?

日本各地の災害のニュースを見ては不安になり、なんとかしなくてはと思いつつも、結局何から手をつけたら良いかわからない…。そんな方のために、今回は「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」「4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック」の著者で防災士・イラストレーターの草野かおるさんのレクチャーをお届けします。

さらに自宅の防災力をアップする気軽なリフォームに関してもお話を伺いました。

台風の本格シーズンを前にいまから備えて安心、自宅の防災対策を3ステップでチェックしていきましょう。

STEP1:我が家の防災基本方針を決める
STEP2:防災ツール・備蓄品を備える
STEP3:【最重要ポイント】室内の安全を確保する


STEP1:我が家の防災基本方針を決める

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Q:自宅の防災対策について考える際、第一にしておきたいことは?

A:まずはハザードマップで、自宅を含む生活圏(職場や子どもの学校など)のリスクをチェック。どんな災害が起こりうるかを把握しましょう。

「自治体から紙のハザードマップが配布されるはずですが、捨ててしまった方も多いのでは? もしお持ちでないなら、すぐ手配をしてください。

通常は、インターネットで簡単に確認できるものですが、台風の直前などの緊急時にはアクセスが集中して見られないことも。自治体に確認して紙版を入手するか、プリントアウトしておくのがおすすめです」(草野さん)

ハザードマップは「洪水による浸水想定」や「土砂災害警戒区域」など、様々な種類があります。自宅がある土地の特徴を確認し、そのリスクに応じた避難行動の計画をたてておきましょう。


STEP2:防災ツール・備蓄品を備える

Q:防災ツールや備蓄品は何から準備すればいいの?

A:優先順位は、下記の順で進めるのがポイント。それぞれ解説していきます。

1.停電対策

2.断水対策

3.非常食の用意

1. 停電への備え

室内で使う明かりの便利アイテムとアイデア

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草野かおる「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」(飛鳥新社)

「真っ暗闇では室内の移動も危険ですから、乾電池式の懐中電灯が必須。トイレや玄関など、狭くて探しやすい場所に置いておきましょう。私のおすすめは100均で売っているヘッドライト。首から下げて使うと足元を照らすことができます。

携帯電話のバッテリーは、コンビニなどで売っている電池式の充電器があると心強いですよ」(草野さん)

2. 断水への備え

非常時のトイレ対策は代用品をうまく使って

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草野かおる「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」

「地震のときは配管が壊れることが多く、残り湯などで安易にトイレを流すと逆流を招く恐れがあります。市販の携帯トイレセットは高性能ではあるものの、コストが高いのがネックです。

そこで活用したいのがペットシーツ。レギュラーサイズ1枚で400ccくらいは水を吸ってくれるので、“小”2回分くらいは吸水できるはず。赤ちゃんの沐浴時の水受けや、水を吸わせて冷却ジェル代わりにも使えます。

“大”のときだけ専用の携帯トイレ(凝固剤セット)で処理し、万が一に備えてペットシーツや介護用おむつを買っておけば、かなりコストダウンできます」(草野さん)

3. 非常食の備え

日常食を「ローリングストック」で備える

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草野かおる「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」

非常食というと長期保存できる専用品や特別なものに目が行きがちですが、草野さんが推奨するのは日常品をひとつ多くストック用に買っておくこと。

「特におすすめなのは、保存期間が長く使い勝手のよい小麦粉。1袋あればお好み焼きに、スイーツにと活躍します。

切り干し大根やひじき、乾燥わかめなどの乾物類といった昔ながらの食材が実はとても重宝します。日持ちするだけでなく、非常食が続くと繊維質やミネラルが不足しがちなので、便秘予防のためにも用意しておくと安心です」(草野さん)

水も、家族に必要な分を常に自宅に確保しておくことはスペース的にも難しいもの。草野さんが推奨するのは、大量の買い置きではなく、その先の確保を視野に入れること。

草野かおる「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」

「人間が1日に必要な水は1人3リットルと言われており、それを家族×一週間分も用意するのは大変です。うちは大きいペットボトルを1ケースだけストックしています。

大事なのは、防災マップで近所の給水所の場所を確認しておくこと。また給水所から自宅まで水を運ぶ方法も考えておくと安心です。ビニール袋を二重にすればたいていのもので水を運べます」(草野さん)


STEP3:【最重要ポイント】室内の安全を確保する

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Q:室内の安全の確保のために、欠かせない事前対策は?

A:本格的な台風シーズンに向けて、窓ガラス、開口部の安全対策は欠かせません。また地震対策として重要なのは、家具の転倒防止対策です。

台風時は、窓ガラス・開口部対策を忘れずに

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草野かおる「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」

Q:台風シーズンに向けて準備しておきたい対策は?

A:忘れがちなのが窓ガラス対策。強い風で飛ばされてきた飛来物──石や大きな枝、植木鉢、ゴミ、傘などがガラスに当たると、簡単に割れてしまいます。自宅の外に置いてあるものも風が強くなる前に片付けるのはマストです。

暴風雨や飛来物などで窓ガラスが割れると、ガラスの飛散、雨風の吹き込みによる室内や家電の損害、風圧で家の内側から屋根が吹き上げられるなど、大きなダメージになります。

自宅の窓に雨戸やシャッターがある人は必ず降ろしてください」(草野さん)

暴風雨や飛来物から窓ガラスを守るシャッター
暴風雨や飛来物から窓ガラスを守るシャッター
Image: LIXIL

草野さんに教えてもらった防災対策は、どれも無理なくできるものばかり。家族とも共有しながら、いざというときに備えていけるといいですね。

そして自宅のさらなる安全対策に、実は気軽にできる窓など開口部の1dayリフォームを検討・導入する世帯も増えているのだとか。

そんな防災対策はもちろん、日常の手間や不便を減らし驚くほど快適にしてくれるのがリクシルの窓・ドアブランド TOSTEMの「リフォームシャッターです。

台風時の暴風雨対策に「リフォームシャッター」を

建物の外観を損なわないシンプルデザイン。窓タイプにあわせて色や機能が選べる
建物の外観を損なわないシンプルデザイン。窓タイプにあわせて色や機能が選べる
Image: LIXIL

シャッターの防犯面での効果はよく知られていますが、近年の大型台風の増加により、暴風雨や飛来物の脅威から窓を守るシャッターのメリットが注目されています。さらに、シャッターを閉めれば、窓からの雨水の浸入を低減することもできるんです。※浸水など溜まった水の浸入を防ぐものではありません。

「家を建てるときにつければよかった」と後悔するケースも多いようですが、実は既存の窓に外壁の上から簡単に取り付けられるものも。TOSTEMの「リフォームシャッター」は、1窓につき最短60分※1のスピード施工で後付けができます。

※1 現場の状況により異なります。

既存の窓に外壁の上から後付けできるリフォームシャッター
既存の窓に外壁の上から後付けできるリフォームシャッター
Image: LIXIL

草野さんは先日激しいひょうが降ったとき、窓ガラスが破損しないか不安になり「家にシャッターをつければよかった」と感じたそう。

「異常気象の影響で、今後どんなに激しい台風や大粒のひょう、ゲリラ豪雨などがあるかわかりません。台風はある程度進路の予測ができますが、ゲリラ豪雨やひょうなどは突然来るのが怖い。電動シャッターならスマホのアプリから遠隔操作※2、3できるので、外出中でもシャッターをさっと下ろせて窓を守れるところが便利で優れていると思います」(草野さん)

リフォームシャッター」には、手動と電動シャッターがあり、生活の利便性を考えるなら電動シャッターがおすすめです。

電動シャッターならリモコンや専用アプリ「My Window」をつかってスマホで開閉操作ができるので、荒れた天気でも窓を開けずにシャッターを閉められて雨が室内に降りこむといったこともありません。

また、スマートホームデバイス「Life Assist2※2、3などHEMS機器※4と連携すれば「Life Assist2」専用アプリを介して外出先からシャッターの開閉操作をすることも可能に。

さらに時間・GPS・天気予報との連動による自動操作などもできるようになるので、共働き世帯や外出の多い方にも安心です。

これから台風の猛威が心配される季節、自宅はもちろん実家に「リフォームシャッター」を導入したら快適も、安全もプレゼントでき、それこそ最高の親孝行になるかもしれません。

>> リフォームシャッターの詳細・ラインナップ

※2 推奨の無線LANルーターとホームデバイスが必要となります。
※3 「Life Assist2」機器導入費用(ホームデバイス、センサーなど)は別途発生します。
※4 HEMS:Home Energy Management System の頭文字をとったもの。家庭内のエネルギー使用量・消費量などを見える化し、電力使用の最適化を目指すしくみ

電動シャッターで毎日の暮らしを安全で快適にアップデート

いつ起こるかわからない、自然災害。日常生活の中で準備できる身近な対策はもちろん、事前の備えでもしものときのために自宅に安心をプラスできる、開口部のリフォームも視野にいれてみてはどうでしょうか。

もはや欠かせないものとなった台風対策に。1窓につき最短60分※5からできる手軽なリフォームで取り付けられる「リフォームシャッター」なら、毎日の暮らしをより安全で快適にアップデートできるはずです。

※5 現場の状況により異なります。

>> リフォームポータルサイト「まどどあチャンネル」はこちら

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お話を伺った方

お話を伺った方

草野かおるさん(イラストレーター/エッセイスト/防災士)

セツモードセミナー卒。出版社勤務の後イラストレーターとして活躍。ツイッターInstagramなどのSNSで防災、食養などを中心に発信中。著書に「おうち避難のためのマンガ防災図鑑」(飛鳥新社)「4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

Source: LIXIL,まどどあチャンネル,おうち避難のためのマンガ防災図鑑