ビジネス系パッケージソフトウェアにおいて世界最大手であるSAP。このSAPのシステム導入に精通した人材がSAP導入エキスパートです。DXを推進する際には欠かせない存在で、日本の大手企業を含め、グローバル企業でも需要が高い状態が続いています。

アクセンチュアとSAP社は、40年以上の長期にわたって戦略的パートナーシップを結んでおり、SAPエキスパートの在籍者数も世界トップレベルの7.5万人以上

豊富なトレーニングや社内で構築されたアセットを活用できるのはもちろんのこと、国内、海外の導入案件で幅広い経験を積むことができるので、高いスキルを身につけた人材が多数活躍しています。

今回は、実際にSAPのシステム導入を担うSAPエンジニアの入間野さんとSAPコンサルタントの須田さんに、アクセンチュアでSAPプロジェクトに携わるやりがいや成長、得られるスキルなど、生の声を聞きました。

SAPの新しいスキルを身につける機会を求めて

――須田さんはSAPの導入や運用に長く関わってこられましたが、企業における導入状況や重要度はどのように変化しているでしょうか?

アクセンチュア・SAPコンサルタントの須田さん
アクセンチュア・SAPコンサルタントの須田さん

須田さん(以下、須田):SAPの強みは会計、受発注、SCM、生産のコアモジュールと言われていましたが、それ以外にも対応する機能が増えています

また、最近ではSalesforceなどの他社製品と統合してインテグレーションシステムとして動くケースも増えていて、今後も基幹系システムとしてのSAPのニーズが縮小したり枯れたりすることはないと考えています。

――アクセンチュアにおいても、SAPを活用した業務変革は重要性が増しています。それに伴い多くの仲間を必要としていますが、お二人ともアクセンチュアには中途入社だと伺いました。前職でもSAPに携わっていたとのことですが、そのときの業務内容と転職の理由、現在の担当分野について教えてください。

須田アクセンチュアに入社したのは2020年4月で、それ以前はバイオテクノロジー企業の情報系子会社で13年ほど勤務していました。そこでは、主にASEAN諸国の関連会社に対してSAPの導入やバージョンアップ、機能拡張、維持管理などを担当していました。

前職では、多くの業務が既存技術の踏襲で、新しいスキルを身に付ける機会に乏しかったのです。社風もやや保守的で、新しいことに挑戦して失敗するリスクを負うよりも堅実にシステムを維持運用することが大事、という考え方でした。

正直そこに不満があり、より成長できる機会や環境を求めて転職を決意しました。

アクセンチュアを選んだ理由は、SAPにおける実績が豊富だったから。アクセンチュアが過去5年以内にグローバルで受賞したSAPのアワードは120件以上。前職でも、SAPのバージョンアップの協業先企業を検討するときには真っ先に名前が挙がっていましたし、新しい技術に挑戦し続けるイメージを持っていました。

アクセンチュア入社後は、大手通信企業のSAP導入プロジェクトに参画しています。アーキテクチャとインフラストラクチャを担当するチームで、アーキマネジャーとして要件定義から設計構築、テスト推進などに携わっています。

入社時はこのチームのサブリードでしたが、昨年昇格して、今はリードとしてチームを率いる立場になりました。

グローバルな案件に携わりたかった

入間野さん(以下、入間野):私は2020年1月の入社です。以前はSAPのベンダー企業に4年間勤務していました。

業務内容はSAPマニュアルの翻訳・作成、オフショア開発時の通訳、PMO業務などでしたが、実は会社が倒産してしまって…。

その時点ではSAPエンジニアとしては未経験に近かったのですが、その後のキャリアの方向性として、幅広くSAPのスキルを身に付けるためにまずは開発の経験を積みたいと考えていました。アクセンチュアではその希望を汲んでもらい、エンジニアとして入社できることになりました。

アクセンチュアを選んだのは、アメリカの大学を卒業したこともあり語学力を生かしてグローバルな案件に携わりたかったこと、またスキルアップのためのトレーニングが充実していることが大きなポイントでしたね。

実際、入社時には1カ月間の研修を受け、SAP モジュールのSD(販売管理)、MM(在庫購買管理)やFI(財務会計)領域の資格を取得しました。

基礎から学ぶことができたので、プロジェクトに入ってからの理解度が全く違いました。実務経験がほぼない状態で入社したので、とてもありがたかったです。

入社後、2年間はSAPを導入している企業の保守運用チームでユーザーの問い合わせ調査、開発、進捗管理などを担当し、経験を積みました。今年の5月から少しステップアップして、グローバルでのSAPテンプレート導入プロジェクトに参画しており、現在は機能調査やテスト等を行なっています。

まだ初期の段階ですが、保守運用と導入のプロジェクトは、やってみると全く違いました。保守運用にはある程度のマニュアルがありますが、導入プロジェクトは全く答えも操作マニュアルもない状態で、手探りでSAPの機能をどうお客様の業務に当てはめればよいか考える必要があります。

難しさもありますが、やりがいもありますし、成長を実感しています

工数とスケジュールが明確だから残業も減った

――入社前にアクセンチュアに抱いていたイメージは、入社後、どのように変化しましたか?

須田:一言でいうと、期待を裏切らない会社でした。新しいテクノロジーに触れて、自分のスキルをアップデートしたいといった思いから転職しましたが、まさにイメージ通り。

アクセンチュアはグローバルに展開しているので海外での導入事例も学べます。また、国内でも大手企業をお客様とする大規模プロジェクトが多いので、その事例からも学ぶことができ、勉強になっています。

逆に、良い意味で予想と違ったのが労働環境です。入社前は、ある程度の激務をイメージしていましたが、少なくとも私がいる部署では過度な残業はありません。むしろ、前職よりも稼働時間自体は減っているくらいです。

前職では自分のタスクが早く終わったらどんどん新たな仕事が振られる状況でしたが、今はプロジェクトごとに工数見積もりに基づいて適切なタスク量が割り振られています。

作業計画と工数見積もりがしっかりと組まれているため、自分のやるべきことが明確。頑張って早く終わらせることができればそのぶん自分の時間が増えるので、モチベーションにもつながっています。

入間野:私も入社前は、バリバリの体育会系を想像していました。面接時に「今は労働時間の管理や社員の働きやすさに重点を置いている」といった話があり、実際、入社してみるとみんな自分のペースでフレキシブルに働いていることに驚きました。

でも、個人主義で冷たいといった印象ではなく、困ったことがあったら社員同士でコミュニケーションを取って助け合っています。

須田:確かに、自分から動けば拒む人はいないし、聞けば必ず返答が返ってくる。積極的に動ける人にとっては、心地いい環境だと思います。

大きなプロジェクトのあとは、長期休暇でリフレッシュ

――労働環境のお話も出ましたが、働きやすさについて印象的だったことを聞かせてください。

入間野:前職では、業務でも休暇でも、何をするにしても申請は紙の提出が必要でした。その点、アクセンチュアはオンラインで完結することが多いですね。小さなことですが、日常的なことなのでストレスが軽減されて非常に楽です。

また、大きなプロジェクトが終わったあとは、比較的、長い休暇が取れるのもありがたい。2週間ほど休む人も珍しくありません。オンとオフの切り替えは重要ですよね。

須田:何につけても、自分の裁量で決められることが多い印象です。プロジェクトにもよりますが、在宅勤務の活用も含め、前職と比べると格段に働きやすいと感じています。

――ほかの企業でSAPに携わったお二人から見て、アクセンチュアでSAPエンジニア、コンサルタントとして働く魅力についてはどう感じていますか?

入間野アクセンチュアではインドや中国にも開発チームがいます。私はグローバルな環境で働きたいという希望があったので、世界中のメンバーとやり取りをしながら課題を解決できることが楽しいです。

特に、現在のプロジェクトではお客様企業の拠点も世界中にあり、日本語を使う場面はほとんどありません。SAPのスキルだけでなく英語のコミュニケーションスキルも向上するし、海外の商習慣を知ることができる貴重な機会になっています。

須田:私にとっての魅力は、やはり新しい技術や最新のテクノロジーを使えることに尽きます。現在担当している通信会社のプロジェクトでも、既存技術にとらわれず、新しい技術とやり方を提案しました。自分たちの頭で一から考えて実際に構築していく過程を通じて、自身の成長を感じています。

また、SAPは比較的、大企業やグローバル企業が導入することが多いため、プロジェクトの規模も大きい。最初は頂が見えないような状況からスタートしますが、導入がうまく行ったときの達成感はひとしおです。

SAPに携わる人材は最先端の技術に貪欲でなければならない

――入間野さんはSAPエンジニア、須田さんはSAPコンサルタントですが、業務内容の違いを教えてください。

須田:私の立場では、SAP導入にあたり基盤やセキュリティ部分の構想を練り、それを実現するための構成、設計を考えます。入間野さんたちエンジニアは、それに基づいて実際に導入していきます。

――アクセンチュアでSAPコンサルタントとして活躍するにあたり、必要な資質やスキルをどのようにお考えですか。

須田自分で調べて学ぶことができることですね。もちろんSAPに詳しければ、それに越したことはありませんが、経験が少ない人でもトレーニングで学ぶ環境は整っています。その環境のなかで、自ら動けることのほうが重要です。

もうひとつは、新しく出てくる技術をしっかりとキャッチアップできること。特に、アクセンチュアでは、他社よりも早く最新テクノロジーを活用し、お客様に提案します。これまで自分が身につけたスキルも、いつ役に立たなくなるかわかりません。そういったことを認識して、常に最先端の技術に貪欲である必要性を感じますね。これも結局は、自分で調べて学ぶ姿勢につながります。

――SAPエンジニアとしての必要な資質やスキルはどうでしょうか。

入間野:須田さんのお話と近いですが、やはり向上心があることだと思います。SAPのシステムは日々進化していますし、新しい製品も続々出ています。

それをお客様の課題解決にどう適用するのかと考えたとき、決まった答えや正解はありません。探究心を持ち、積極的にいろいろなことを調べる向上心は欠かせないと思います。

私も新しいスキルを身につけたいと考えての転職でしたし、今思うと、アクセンチュアに向いている性格だったのかもしれません。

アクセンチュアでの成長スピードは段違いに早い

――「アクセンチュアに向いている性格だったかも」とのことですが、それは成長にもつながっていますか。

入間野:アクセンチュアは、さまざまなスキルを持ったメンバーがいて情報量も多い。そこに助けられており、前職の4年半と比べると、成長スピードは段違いに速いと感じています。

また、世界中のプロジェクトで得られた知見やノウハウがフォーマットやテンプレートとして社内に蓄積されており、スピーディーに業務に活かせる。これも成長につながっています。

須田:先ほどから、研修やトレーニングが充実していると話していますが、自分の努力だけで成長するのではなく、会社として成長をサポートする仕組みがあるのはありがたいですね。

入間野:どの研修を受ければ良いか迷ったときには、上司と話し合ってアドバイスもしてもらえる。身につけたいスキルを素早く、的確に自分のものにできる環境はありがたい限りです。

――最後に、お二人が考えるこれからのスキルアップ、キャリアプランについてお聞かせください。

入間野:いつかは、グローバルプロジェクトをけん引できるロールにつきたいですね。そのためにも、SAPエンジニアとしての開発経験やスキルが重要。さらなる資格を取るために勉強会に参加して、先輩たちから学んでいます。

須田:サブリードからリードになり、チームとして成果を出すために、メンバーの成長をどう促すかという方向に徐々に意識が変わりました。

そういったマネジメント部分も含めて、SAPのスペシャリストとしてより経験を積み、成長していければ、と考えています。


SAP製品の導入や運用に携わるSAPエキスパートの市場価値は上がるばかりアクセンチュアは、そんなSAPエキスパートとしての経験とスキルアップを目指す人にとっては最適な環境と言えるでしょう。

グローバルでビジネスを展開する大企業をはじめ、各国の政府機関などの業務変革を支援していることも強みです。

グローバルの大きなプロジェクトに携わり、SAPエンジニア・コンサルタントとしてのキャリアをより高みへと進めたい――そんな風に考える成長志向のある人は、アクセンチュアで働くという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

アクセンチュアでのSAPエキスパートとしてのキャリアアップにご関心をお持ちの方は下記リンクの募集要項よりご応募ください。

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Source: アクセンチュア(1, 2)/Photo: 大崎えりや