暑い中、無理に行なう運動は悲惨なものです。だから、屋外での運動は早朝や夕方にし、しっかりと水分補給をし、あらゆることを十分に整えるべきだというのはご存知かと思います。
しかし、安全面を考慮したうえで暑い中、運動をしてみたいという場合はどうしたらいいのでしょうか?
今回は、うだるような暑さの中でできる運動6つとポイントを、ご紹介します。
※夏の屋外での運動は、くれぐれも体調管理に気をつけ、こまめな水分補給と休憩を心がけて下さい。
1. 水泳
暑い日のプールは最高ですが、ただ水しぶきをあげたり、くつろいだりするだけのものではありません。
泳ぐ人用のレーンがあるプールを探し、自由形(背泳ぎでも何でも)を練習しましょう。
しばらく水泳をしていない人は、ビート板を使って技術的な練習をしたり、有酸素運動をするといいです。水泳経験が十分ある人は、しっかりと泳いでみてください。
2. カヤックやSUP
自らの力で海や川に漕ぎ出す体験には、暑さと涼しさが合わさったすばらしさがあります。
太陽が照りつけますが(日焼け止めをお忘れなく)、いつでも水に足を浸けられますよ。
カヤックに乗ると、背中をしたたり落ちる汗も、水しぶきのように感じられます。
さらにいいのは、SUPヨガです。一度は水に落ちると思いますが、それがまた気持ちいいのです!
3. ストレッチ
これは無料で、しかもどこでもできるのが魅力。
筋肉は温まると柔軟性が増します。これがホットヨガが人気な理由の1つです。
そこで、湿度の高い日にヨガマットを持って外に出て、ホットヨガに通ったつもりでヨガをしてみましょう。
好きなヨガ動画を選んで見ながらやったり、昔ながらの基本のストレッチをやってみてはいかがでしょうか。
4. ハイキング
運動強度が高ければ、それだけ体温も上がります。たとえば、ランニングをするとウォーキングよりも暑く感じる、というように。
そこで、この機会にゆったりしたペースでハイキングして、景色が良くて日の照りつけない場所に足を伸ばしてみましょう。
トラックの周りをジョギングする代わりに、森の中を散歩するのも最高ですよ。
5. サイクリング
汗は体を冷やすものですが、それには汗が蒸発しなければなりません。
扇風機がまわりと同じ温度の風を送ってきているのに、涼しいと感じるのはなぜか? それは風が汗を蒸発させているからです。
同じように、サイクリングで顔に風が当たるのも気持ち良いですよ。
坂道をがんばって登ったら、今度は一気に坂を駆け下りたり、あるいは平坦な道をマイペースに行くのもいいでしょう。
6. 筋力トレーニング
普段から、サーキットトレーニングやクロスフィットなどの運動で心拍数を上げている人は、ジムで時間をかけて筋力トレーニングだけに力を入れてみましょう。
数回やれば休憩が必要なくらいの重量を上げたら、座って3〜5分間ほど休憩(できれば扇風機かエアコンの前で)。
それくらいのご褒美はアリです。