仕事のうえで、アイデアが浮かばない、気力が湧かないままデスクに向かい続けることほど、苦しい時間はありません。

どうすれば、その嫌な時間をなくすことができるのか?

答えは、そのデスクの前にはないのかもしれません。

ライフハッカーの連載「HOW I WORK」ではこれまで、さまざまな分野で活躍する人たちにインタビューを行ない、その仕事術を紹介してきました。

その中でも興味深いのは、多くの人が仕事術としてデスクから離れた活動も語っていること。

インスピレーション、モチベーション、それにコンディション…仕事に必要なものを用意するために外部での活動を積極的に取り入れ、それらを仕事の1プロセスとして確立しているのです。

そのやり方は人それぞれ、十人十色。皆さんのワークスタイルにフィットするかはわかりませんが、活躍している人の方法論を学ぶことは、きっと参考になるはず。

ここでは、これまでのインタビューの中から、ヒントになる5人の仕事術を紹介します。

読書と散歩で、生産性を高める

1人目は、完全栄養食「BASE FOOD®️」シリーズを開発・販売する、ベースフード株式会社CEO/代表取締役・橋本舜(はしもと しゅん)さん。

橋本さんの仕事術で特徴的なのは、午前の時間を自宅での読書にあて、1日に2回散歩の時間を設けていること。そしてそれらは生産性を高めるためにしっかり機能しています。

「いかにして短い時間で成果を出すか」そして「自分と仲間の心身の健康」を追求した結果、たどり着いた橋本さんのワークスタイルは、マネジメントを担う人にとっても参考になるでしょう。

昼まで読書して18時に退社。ベースフード代表・橋本舜の仕事術 | ライフハッカー[日本版]

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独りの時間をつくり出し、効率的に使う

2人目は、ニューヨークで開発されたウェブサイトビルダー、Squarespaceのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるデビッド・リー(David Lee)さん。

リーさんは毎日、5時半に起きてランニングを行ないます。

1日中、目まぐるしくミーティングをこなしていくリーさんにとって、このランニングが独りでクリエイティブに没頭できる時間。

その他にも、フロア移動にあえてエレベーターを使わずに階段で移動するなど、多忙ななかに独りの時間をつくり出すのが、みっちり詰まったスケジュールを乗りこなす秘訣のようです。

SquarespaceのCCOを務めるデビッド・リーさんの仕事術 | ライフハッカー[日本版]

SquarespaceのCCOを務めるデビッド・リーさんの仕事術 | ライフハッカー[日本版]

ふらふらと、遊ぶように働く

3人目は、映像プロデューサーでライター、そして、顔ハメパネル愛好家としても活動中の鎮目博道(しずめ ひろみち)さん。

プロデューサー業、ライター業、コンサル業と3つの仕事をやっている鎮目さんは、なんとほぼデスクに向かわずにそれらの仕事をこなしています。

どこでも仕事ができる環境をつくり、「乗るのが好き」と言う電車の中で原稿を書いたり、そのまま街歩きをしてアイデアをインプットしたりと、趣味と仕事が一体化したワークスタイルは目からウロコです。

3つの仕事をバランスよく遊ぶように働く。映像プロデューサー鎮目博道さんの仕事術 | ライフハッカー[日本版]

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自然に触れて、そこから多くを感じ取る

4人目は、株式会社AWGLで代表取締役兼代表建築家を務める山之内淡(やまのうち たん)さん。

「アイデアは、情報量」と語る山之内さんのインプットは散歩。自然のなかから時間や天気、温度、匂いといった、たくさんの情報を受け取る感受性の豊かさがクリエイティビティの秘訣です。

自宅兼事務所でオンとオフを区別しない働き方をしている山之内さんのインタビューには、クリエイティブな生活に役立つヒントがあるでしょう。

オンとオフを区別しない働き方が性に合う。「MANGA ART HOTEL, TOKYO」を手掛けた建築家・山之内淡さんの仕事術 | ライフハッカー[日本版]

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身体を動かし、ベストコンディションを保つ

5人目は元サッカー日本代表で、引退後にアスリートの“うんち”を集めて腸内細菌を解析・研究をするベンチャー企業「AuB」のCEOに就任した鈴木啓太(すずき けいた)さん。

AuBが「すべての人を、ベストコンディションに」と掲げている通り、鈴木さんのワークスタイルにも、身体を整えて最高のパフォーマンスを生み出すプロセスが盛り込まれています。

なにより重要なのは、ルーティンにしすぎず、かといって感覚にも頼りすぎないバランスをとるということで、これはすべてのお仕事に言えることでしょう。

ベストパフォーマンスを発揮するために。元サッカー日本代表・鈴木啓太さんの仕事術 | ライフハッカー[日本版]

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今回ご紹介した5人の個性的なワークスタイルを、実際に仕事に取り入れるのは難しいかもしれません。

しかし、重要なのは柔軟な発想を大切に、生産効率を上げる方法を編み出して、習慣に取り入れる、ということです。

ぜひ皆さんも、自分にフィットするやり方を見つけてみてください。

仕事のできる人はやっている「目標達成」3つのコツ | ライフハッカー[日本版]

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