「Microsoft Teamsを使っていると、Macがすごく遅くなるんだけど…。」
そんな悩みを抱えているのは、あなただけではありません。
Microsoft Teamsはひどく肥大化したアプリなので、M1 Macのユーザーでさえ、マシンがほぼ使えない状態になってしまうことも。
もちろん使うのをやめれば、この問題は解決します。でも、仕事で必要な人なら、そういうわけにもいきません。
大丈夫です。解決策はちゃんとありますから。
いまのところ、Microsoft Teamsへの不満は、Mac用アプリに関するものがほとんどです。ただし、Windows用アプリにも問題がないわけではありません。
バッテリー残量とパフォーマンスに非常に悪い影響を及ぼしている、という不満の声が一部であがっています。
仕事の打ち合わせ中に、ミュートを解除して質問に答えようとすると、アプリが反応しないこともあるそうです。
こうした不満の声は、IntelとM1 Macのどちらのユーザーからもあがっています。どれだけ高速なマシンでも、最適化が不十分なアプリを使えば、動作が遅くなることもあるでしょう。
では、どうすれば、Teamsのパフォーマンス問題を防ぐことができるのでしょうか?
解決策1. TeamsのMicrosoft Edge用アプリをインストール

解決策のひとつは、Teamsをウェブブラウザー・Microsoft Edge用のアプリとしてインストールすることです。
このバージョンには、一般的なユーザーに必要な機能がすべて入っています。それでいて、マシンのパフォーマンス低下を招くことはありません。
以下がその手順です。
- Microsoft Edgeを、コンピューターにダウンロード。
- インストールが完了したら、Teamsを開いて、アカウントにサインイン。
- ウィンドウの右上にある3点ドットのアイコンをクリック。
- アプリ>このサイトをアプリとしてインストールするの順にクリック。
- ポップアップ内の青いインストールボタンをクリックして、許可を選択。
これで、Microsoft Edge版のTeamsがコンピューターにインストールされます。
解決策2. ほかのウェブブラウザーからTeamsを利用
TeamsをMicrosoft Edge用アプリとして使いたくない場合は、お好きなウェブブラウザーから直接、このサービスを利用することもできます。
Teamsのウェブサイトへ行って、サインインするだけです。
詳しい仕様書も用意されているので、これを読めば、どの機能がどのブラウザーでサポートされているのかがすぐにわかります。
SafariとFirefoxでは、Teamsの機能はほとんど使えませんが、ChromeとEdgeは、その機能をすべてサポートしています。
Source: Microsoft(1,2,3),Y Combinator