一人旅は、心から満足感が得られる充実した休息となります。
筆者は、一人旅は大いに賛成です。カンボジアやドイツ、モンタナ州を1人で旅したことがあり、その道中も何度も乗り継ぎで1人の時間を過ごしました。
そのような見知らぬ土地で、必ずしも「自分探しができた」とは言いませんが、間違いなく1人で過ごす楽しさを学びました。
また、見知らぬ人と出会うコツや方法も学びました。1人になるのが目的の旅でも、自分をさらけ出したり、旅の道連れが欲しくなったりする時が必ずあります。
一人旅の間に友人をつくるのは、簡単なように思えるかもしれませんが、頭を使わなければなりません。外に出て、自分から近づいていくだけでなく、見知らぬ人と友人になるのにふさわしい状況に身を置く方法を知る必要があります。
一生の友人をつくるわけではなくても、一人旅では旅仲間がいた方が安心な状況も多々あるでしょう。
今回は、一人旅で旅仲間を見つけたい場合に、すぐに友人ができる方法をご紹介します。
1. グループツアーに参加する
グループツアーやアクティビティに参加するのは、同じように旅する人たちと会話をする一番手っ取り早い方法です。
当前だと思うかもしれませんが、参加する際にも賢い方法があります。グループツアーやアクティビティを予約する前に、同じグループに参加している人たちと話ができる時間があるか、きちんとレビューや口コミを読みましょう。
旅行系サイト(「Expedia」や「Viator」など)だけでなく、旅行に特化したフィルターのある「Eventbrite」では、幅広いアクティビティを見ることができます。
飲み歩きなど、人との出会いがありそうなことをしたい場合は、特に便利です。
2. 社交的な環境に宿泊する
旅行は宿泊する場所によって変わってきます。
最近、Airbnbよりもホテルのほうが好まれるのには、多くの理由があります(例:妥当な価格、衛生面での保証、立地の利便性など)。
しかし、新たな出会いを求めているなら、そのようなホテルのプライバシーを諦めるほうがいいかもしれません。
友人(もしくは、少なくとも飲み仲間)が欲しい場合は、ホステルに敵うものはありません。ホステルは、若者や留学中の酔っ払った学生のものというイメージがありますが、私はホステルに泊まって、様々な年齢層やバックグラウンドの旅行者と出会いました。
共同のリビングルームなどが苦手な人は、社交的で世話好きだと打ち出しているホストのAirbnbやCouchsurfingを予約するのがおすすめ。
また、ホテルの環境が捨てがたい場合は、できるだけロビーや食事場所など共同のスペースで過ごすようにしましょう。
3. イヤホンをしない
私は旅行中に音楽を聴くのは好きですが、ずっとヘッドホンをしたままでいたら、旅仲間と会話するチャンスを逃します。
これはイヤホンやヘッドホンというより、より話しかけられやすくするための一般的なTIPSです。
4. SNSを活用する
旅の目的地に着く前にも、人との出会いに先手を打つ方法はあります。
FacebookのグループやRedditの掲示板、「Bumble BFF」のような友人づくりのアプリは、どれも旅行中に友だちが欲しい人を探すのに有効です。
安全だと思う場合は、既存のSNSに「[旅行先]で[いつからいつまでの間]友だちや仲間を探しています」と投稿するのもあり。
ちょっとしたコツとして、FacebookやRedditでは特に、「旅行者」だけでなく、「一人旅仲間」「日帰り旅仲間」「[旅行先]在住者」など、様々なキーワードで探してみましょう。
安全対策と「境界線」にはご注意を
一人旅では過信は禁物です。常に自分の飲み物から目を離さない、まったく知らない人に自分の滞在先は明かさないなど、基本的な安全対策は忘れないようにしてください。
同様に、見知らぬ人や旅先で出会った人との境界線も尊重してください。
誰かと仲良くなりたいと思ったら、常に相手も同じように思ってくれているかを確認すること。1人になりたいと思っている人の「邪魔をする奴」にはなりたくないものです。
最後に、どこに行っても必ずしも友人をつくる必要はない、というのを思い出してください。ただ、友人をつくってみようとするのは良いことです。
Source: Eventbrite, Couchsurfing