Apple純正の「カレンダー」アプリは、実は一般に思われているよりずっと、柔軟なカスタマイズが可能なのです。
イベントの場所に応じて移動時間を追加するなど、便利な機能がたくさんあります。
その1つが、カレンダーの予定を色分けして、毎日のやるべきことをきちんと管理する機能です。
なんでも色分けしないと気が済まない皆さんに最初に言っておくと、iPhoneやiPadのカレンダーの色を変更するのは、あっという間にできますし、手間もかかりません。
では、カレンダーの色をカスタマイズする方法をご説明しましょう。
Apple「カレンダー」アプリで色分けする方法
Apple純正カレンダーの色は、プリセットされている選択肢から選ぶこともできますし、カスタムで好きな色をつくることも可能です。
以下のステップにしたがえば、iPhoneやiPadのカレンダーの色を変更できます。
- 「カレンダー」アプリを開き、画面下部の「カレンダー」をタップ。すると、現在使っているすべてのカレンダーが一覧表示される(ちなみに、特定のカレンダーをiPhone上で非表示にしたり削除したりする時も、この画面を使用)。
- 色をカスタマイズしたいカレンダーの、右横にある「i(情報)」ボタンをタップ。
- 「カラー」という文字の下、現在使われている色が表示されているダイアログボックスをタップ。
- リスト表示されている選択肢から、好きな色を選択。リスト上の色が気に入らない場合は、一番下の「カスタム」をタップ。
- すると、「グリッド」、「スペクトラム」、「スライダ」という3つの方式で、さまざまな色が表示される。これら3つの中から、自分に一番しっくりくる方式を選んで、自分のカレンダーにぴったりの色を見つける。
- 色を選んだら「戻る」をタップし、「完了」を選択。すると、選んだ色がカレンダーの左横に表示される。

※ただし、使いたい色が複数ある場合は、それぞれに新規でカレンダーを作成する必要があります。
カレンダーを色分けすべき理由は?
「カレンダー」アプリでは、いろいろと細かい内容を登録できるだけに、整理がつかなくなりがち。そこで、この問題を解決するのにうってつけなのが、色分けなのです。
ひとつひとつのカレンダーに色を割り振れば、そのカレンダーに登録されているすべてのイベントが同じ色で表示されます。複数のカレンダーでイベントを管理している場合は、これは特に便利です。
たとえば、「学校」のカレンダーを青に設定して、授業や学校関連のイベントをすべてここに追加すれば、カレンダーに表示される青いイベントを見るだけで、学校の課題に取り組むべき時間帯が一目でわかります。
Appleのカレンダーアプリでは、iPhoneやiPad上でのイベントの追加や削除も簡単です。しかも、登録したカレンダーによって、追加したイベントは自動的に色分けされます。
簡単&便利。色分けをドンドン活用しよう
あらゆるAppleの純正アプリと同様に、あなたのiPhoneやiPadに入っているカレンダーアプリも、使い方さえ知ればとても役に立ちます。
カレンダーごとに色分けができるだけでなく、いつでも好きな時に、イベントの新規作成や編集、削除も可能。
さらに、イベントのはじまる時間にアラートをセットすることもできます。アラームがあれば、いつも時間を守り、予定どおりに行動できることでしょう。
Original Article: How to Change the Calendar Color on Your iPhone or iPad by MakeUseOf