運動後の回復が早いというのは、高い身体能力の証

ウェイトリフティングでより重いものを上げるにしろ、より速く走るにしろ、持久力を強化するにしろ、パフォーマンス向上に欠かせません。

長い間、強度の高い運動から早く回復するには「手を頭の上に上げるといい」というアドバイスがされてきました。

皆さんももしかしたら、成長期に同じようなことを言われたかもしれません。

高校時代に陸上をやっていた時は、チームメイトも私も「手を膝の上に置いて体重をかけたくなるかもしれないけれど我慢しろ」と教わりました。

しかし、本当のところ、その教えは間違っていたのです。

姿勢でどれだけ回復効率が上がるか?

研究によると、キツい運動をすると本能的に膝に手を置きたくなるのは「回復するのに一番良いから」という可能性があることが明らかに。

2019年に発表されたウェスタンワシントン大学の研究では、20人のサッカー選手に短距離走の実験をしてもらいました。

各サッカー選手に1週間の間隔を空けて2回の実験を行ない、毎回、最大心拍数の90〜95%で走る4分間の短距離走を4回実施。

短距離走の後、手を頭の上か、膝の上に置いてもらい、研究者は最初の1分間でどれだけ心拍数が低下し、肺がどれだけ効率よく満たされたかを調べました

その結果、心拍数の落ち方については、手を膝の上に置いた姿勢では平均53拍/分落ちており、手を頭の上に置いた姿勢の31拍/分よりも、はるかに良かったのです

軽い前傾姿勢が効果的

研究者によると、ZOAという横隔膜と胸郭内面に接した部分の表面積を最大にするために、少し前傾することが回復に大事とのこと。前傾することで、横隔膜がより効率よく働き、肺もより効率よく働けるのです。

「複数の運動からより速く回復する能力は、アスリートにとってパフォーマンスを最適化するのに非常に重要な要素です」と研究者も書いています

今回の場合、「高強度インターバルトレーニング中にこの姿勢をとることが、疲労と潜在的な怪我を最小限に抑えるために重要だ」ということです。

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Source: Translational Journal of the American College of Sports Medicine (TJACSM)