iOSアプリのなかで屈指の人気を誇るのが、iPhoneにカスタムウィジェットを追加できる『Widgetsmith』です(英語版のみ)。

では、Widgetsmithを使ってiPhoneやiPadに自分だけのウィジェットを追加する方法を説明していきましょう。

Widgetsmithを使い始めるには

Widgetsmithの使用イメージ
Image: MakeUseOf

Widgetsmithがとりわけ素晴らしいのは、好きなようにカスタマイズできるテンプレートがあること。

Widgetsmithで作成できるウィジェットは、写真や時間、日付、歩数計、ヘルス&アクティビティ、バッテリー、カレンダー、リマインダー、星占い、天気、空気質、潮の満ち引きなど、実にさまざまです。

ダウンロード:Widgetsmith(無料。有料版あり)

Widgetsmithでウィジェットを作る方法

Widgetsmithはユーザー・インターフェース(UI)が大変使いやすいので、カスタムウィジェットの作成は朝飯前。カスタムウィジェットを作成するときは、次の手順に従ってください。

  1. App Storeで、無料版『Widgetsmith』をダウンロードして開きます。
  2. 好きなサイズを、Small #1Medium #1Large #1から選択。
  3. 好きなサイズを選び、上部のTap to Rename(タップして名前を変更する)をタップし、名前を付けましょう。
  4. 次に、Default Widgetをタップします。すると、ウィジェットを選択するページに移ります。ここでは、作成したいウィジェットのタイプとスタイルを選択できます。
  5. 好きなウィジェットとスタイルをタップします。いちばん上にあるのが写真ウィジェットで、下にスクロールしていくと、ほかのカテゴリーが表示されます。
  6. 次に、画面下のAesthetic/Themeをタップし、ウィジェットをカスタマイズしていきます。
  7. 既存のテーマをひとつタップし、Customize Themeボタンをまたタップして、さらに好みに応じたウィジェットに仕上げていきます。ウィジェットのフォントやティントの色、背景の色、縁取りの色、アートワークをあれこれ変更できるようになっています。
  8. 最後にSaveをタップして終了です。
  9. すると、Apply Changes to Theme or Widget?(テーマやウィジェットを変更しますか?)という確認画面が表示されるので、その下にある「Apply to This Widget Only(このウィジェットだけに適用する)」「Update Theme Everywhere(すべてにテーマを変更する)」「Cancel(キャンセル)」のうちのどれかを選んでください。
  10. Save、そしてBackをタップします。最後に、ウィジェットの名前変更ページでSaveをタップしたら完了です。
Widgetsmithでのウィジェット作成
Image: MakeUseOf

これで、Widgetsmithを使ったカスタムウィジェットがひとつ完成しました。ミディアムサイズとラージサイズも、やり方は同じです。

同じサイズのウィジェットを新たに作成したいときには、既存のカスタムウィジェットを編集しないようにしてください。

iPhoneのホーム画面にウィジェットを追加するには

カスタムウィジェットができあがったら、次はそれをホーム画面に追加する番です。

iOSはウィジェットをサポートしていますから、簡単に追加できます。以下の手順に従って、ウィジェットをiOSやiPadOSのホーム画面に追加しましょう。

  1. iPhoneのホーム画面を開き、壁紙の何もない部分を長押しして、アイコンがゆらゆらと揺れる状態にします。あるいは、どれでもかまわないのでアプリをひとつ長押し、ホーム画面を編集を選択します。
  2. 画面右上にあるプラス(+)をタップします。
  3. 下にスクロールしていき、アプリ一覧にあるWidgetsmithをタップします。あるいは、検索バーにWidgetsmithと入力して探します。
  4. カスタムウィジェットのサイズを選択します。その大きさのウィジェットがひとつしかない場合は、サイズを選ぶと自動でウィジェットが追加されます。同じサイズのウィジェットが複数あるときは、次のやり方に従ってください。
  5. 追加したいウィジェットのサイズが決まったら、サイズが書かれた四角をタップ・ホールドしてホーム画面にドラッグします。
  6. 常に表示しておきたいカスタムウィジェットを選んでチェックマークを付け、ホーム画面に戻ります。こうすれば、ウィジェットグリッドには、選んだカスタムウィジェットが表示されているはずです。アプリがゆらゆら揺れるモードにすれば、グリッドをホーム画面の好きな位置に移動できます。
iPhoneのホーム画面にウィジェットを追加する
Image: MakeUseOf

上記の手順を繰り返して、iPhoneのホーム画面にさらにさまざまなウィジェットを追加し、自分好みにアレンジしましょう。カスタマイズが好きな方は、Apple独自のウィジェットを使って、iPhoneのホーム画面をアレンジすることもできます。

iPhoneのホーム画面を自在にアレンジ

「できるだけ手軽にカスタムウィジェットを作りたい」という人にお勧めしたいアプリのひとつが『Widgetsmith』です。技術的なノウハウを知らなくても、自分なりのウィジェットを簡単にあれこれ作れます。

もっと自由にアレンジしたいテック通には、『Scriptable』が断然お勧めです。こちらなら、スクリプトを実行できるので、もっとおもしろいカスタムウィジェットが作れます。ぜひ試してみてくださいね。

Source: Widgetsmith

Original Article: How to Use Widgetsmith to Make Widgets on an iPhone or iPad by MakeUseOf