2022年上半期に買ってよかったものを取り上げるとなると、これを外すわけにはいきません。
LEATHERMANの『Style CS』は、今まで筆者が買ってきたマルチツールの中でも、最高にお気に入りと言って過言じゃないアイテムです。
もちろん、何に使うかによっても評価は変わりますけど、少なくとも『Style CS』の使用頻度は、ほかと比べてダントツなんですよね。
その理由を見ていきましょう。
たためばキーホルダーサイズ

『Style CS』は、手の中にすっぽり入るサイズ感。気軽に使えてしまう理由の1つですね。
サッと手が届くところに常備しておけば、いろいろ役に立ってくれます。
カラビナも付いているので、作業中に置き場所が見当たらないときなど、ベルトフックなどにちょっと引っ掛けておけるのも助かるところです。
実用性バツグンのハサミ

コンパクトサイズのマルチツールといえば、イマイチ実用性がないことが多いもの。
でも、その評価は『Style CS』には当てはまりません。
特にハサミは、マルチツールには珍しく厚みのある刃先。私は事務作業や洋服のタグ切りに使っていますが、不満を感じたことは今まで一度もないですよ。
小ぶりなナイフも汎用性が高い

ナイフは、刃渡り約4cmのコンパクトなサイズ。
さすがにナイフは危険度が高いので、気軽というと誤解されてしまいそうですが、刃渡りが長いものと比べれば、比較的扱いやすいと言えるでしょう。
カッターと違って刃研ぎが必要になるものの、ダンボールの開梱などに使うだけなら、簡単に切れ味が落ちてしまうこともありません。
アウトドアでの火起こしや軽い調理など、本格的な用途にも使えますよ。
一文字だけどプラスドライバー

一見、マイナスドライバーかプライバーのように見えるツールは、フラットプラスドライバー。
そもそもプラスドライバーは、構造的にネジ頭をナメやすいツール。強いトルクが求められる用途には、ちょっと気をつかうところですが、ネジに強く押し付けながら回せば、意外にもかなりのトルクを掛けられます。
緩んだネジを仮に締めておくというような用途なら、特に不満はありませんね。
ピンセットはトゲ抜きに

さらに『Style CS』には、ピンセットも搭載。これは、かなり珍しいですよね。
DIYで木のササクレが刺さったり、山登りでトゲが刺さったりしたときに、しっかり活用できます。
ほかにも爪やすり、栓抜きなどが装備されていて、どれも実用性が高いのが特長。
「ツールの数はやたら多いけど、実用的なのはそのうち数個だけ」なんてマルチツールとはレベルが違う本格派です。
アウトドア派も、そうじゃない人も、買って損はないアイテムだと思います。ぜひ、使ってみてくださいね。

Source: Amazon.co.jp