Googleは、ビデオ通話アプリ「Google Meet」と「Google Duo」の新機能を発表しました。
Google Meetのアップデートには、背景をぼかす機能が含まれています。また、大人数での会議ではタイルビューを使うこともでき、最大49人の参加者を同時に表示できます。
Google Duoの新機能は、完全に新しいものではありません。2018年にアプリから削除した、画面共有機能を復活させたのです。この復活はありがたいことですが、予想外の動きでもありました。
Google Duoのサポートはずっと遅れていたので、近い将来Google Meetに取り込まれる兆候ではないかと思われていたからです。しかし、とりあえず今のところは、この場当たり的なアップデートを活用しましょう。
画面共有機能は、まだGoogle Duoで使えるようになっていませんが、通話中にユーザーがスワイプアップをして、「画面を共有する」のアイコンをタップすれば作動するという、以前のバージョンと同じような見た目になる可能性が高いです。
Google Duoの新しい画面共有機能がどのようなかたちであれ、近日中にアップデートされて使えるようになるはずです。
Google Meetの「背景ぼかし機能」の使い方
Google Meetの背景ぼかし機能は、すでに使っているユーザーも多いと思いますが、設定を有効にする方法は以下の通りです。

- 通話画面で画面右下の3つの点をクリックします。
- 「背景ぼかしを有効にする」を選ぶと、自動的に背景にぼかし効果が適用されます。通話中でも、会議に参加する前でも有効にできます。
- また、全画面表示をしている時は、画面右下にある「背景ぼかし」アイコン(背景が斜線になっている人のシルエット)をクリックするだけでも、この機能を有効にすることができます。
背景ぼかし機能が役立つ理由はいくつかあります。
背景の散らかった状態(その他プライベートな情報や物)がぼやけるので、相手が顔に注目します。また、Webカメラのポートレートモード代わりのような、見た目が良くなる効果もあります。
しかし、背景ぼかし機能にはシステムのリソースを食うという欠点もあります。背景ぼかし機能は、パソコンの性能があまりよくない場合は特に、パフォーマンスに影響を与える可能性があると、Googleは警告しています。
つまり、アプリの動きが遅くなり、読み込みに時間がかかり、通話品質も落ちるかもしれないということです。
しかし、ありがたいことに背景ぼかし機能は簡単に無効にすることができるので、通話中になぜか遅くなったと思ったら、無効にしてパソコンをフルパワーで使えるようにしましょう。
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Image: Dean Drobot/Shutterstock.com
GIF: Google
Source: Android Police(1, 2), TheNextWeb
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]