どんなに入念にダブルチェックしていても、メール送信直後に間違いに気づくことがあります。
たとえば添付ファイルを付けるのを忘れたり、くだらないタイプミスをしたり、CCフィールドに誰かを入れ忘れたり…。このようなミスは恥ずかしいことですが、Gmailでは送信したメールは取り消せるので恥をかかずに済むかも。
Gmailアカウントでメールの送信を取り消す方法をご紹介します。ミスを未然に防ぐことができますよ。
Gmailで送信したメールを取り消す方法
Gmailで送信したメールの取り消しは、以前は実験的な機能でしたが、現在はデフォルトで誰でも利用できるようになっています。
メッセージを取り消すには、まず普段と同じようにブラウザでGmailからメールを送信します。
送信すると、隅に「メッセージを送信しました」という小さなボックスが表示されます。このバナーの「元に戻す」をクリックすると、メールの送信を中止して、相手が受信する前に取り消すことができます。
送信したメールを元に戻すと下書きが再び開くので、必要な変更を加えたり、完全に破棄することができます。
「X」をクリックするとボックスが消え、「メッセージを表示」で送信内容を確認することができます。
ただし、どちらもメッセージを取り消すことはできません。間違いに気づいたらすぐに「元に戻す」をクリックしましょう。
この元に戻すプロセスは、AndroidでもiPhoneでも同じ。送信後に表示される「元に戻す」ボタンをタップするだけで、メッセージを取り消すことができます。
「元に戻す」を使える時間の長さを調整する方法
デフォルトでは、送信を取り消せるのは数秒間。この時間を変更したい場合は、Gmailの設定から変更することができます。
ブラウザでGmailを開き、右上の歯車アイコンをクリックして「設定」を開きます。表示されたメニューから「すべての設定を表示」をクリックします。
次に、「全般」タブで、「送信取り消し」という項目があるはずです。
ここはドロップボックスになっていて、5秒、10秒、20秒、30秒の4つのオプションがあります。安全性を最大限に確保するために、30秒を選択することをおすすめします。
これにより、すべてのメッセージが30秒遅れますが、メールを取り消す必要がある時はこのぐらいの時間的猶予を設ける価値はあるでしょう。
下部の「変更を保存」をクリックすると、上記の微調整が適用されます。
ほかにも意外と知られていないGmailの機能があるので、ご興味のある方はこの記事でチェックしてみてください。
Gmailで送信したメールは取り消せる!
人生の「元に戻す」ボタンはなかなか押す機会に恵まれません。ですから、Gmailで誤送信したメールを取り消す機会は有効に活用しましょう。
メールを送信した直後に、褒め言葉が足りなかった、とか調整が必要なことに気づいたら、送信済のメッセージを取り消して、問題のない状態にしてから再送を。
あと、連絡する相手を不快にさせないように、正しいメールのエチケットを見直しておくことをおすすめします。
Original Article: How to Unsend Accidental Emails in Gmail by MakeUseOf