マネジメントの難しいところは、リーダーの数だけ、部下の数だけ正解があるということ、そして成果が目に見えにくいところです。
「自分は部下に慕われているのだろうか?」「自分の手法は正しいのだろうか?」
絶えず自らに問い続け、不安を感じているリーダーもいることでしょう。そんな悩める指導者に、役立つ実践的ルールを4つご紹介。
フィードバックは常にアップデート
部下が育つリーダーになるには、適切なフィードバックを心得ていなければなりません。
これまでは常套手段として、相手に対する苦言を褒め言葉で挟む「シット・サンドイッチ」の手法が使われてきました。
しかし、実際のところ「シット・サンドイッチ」は逆効果になりがちです。そのため、その代替策を考える必要があるでしょう。
こちらの記事を参考にフィードバックを見直してみてはいかがでしょうか。
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今、目の前の部下を知ること
あなたは、部下たちが上司に何を求め、逆に何をされたくないのか、知っていますか? 部下の理想を知ることは、慕われるうえで重要なことです。
しかし、この10年で部下が上司に求めることは大きく変わりました。昨今においては、部下が抱える問題の個別性が高まっていることに気を配らねばなりません。
こちらの記事は、今の世代の傾向を把握し、正しく付き合っていくうえで役立ちます。
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また、管理職や経営陣から見て「最近の若者は繊細になった」と言います。
もしあなたが若年層の部下に指導するにあたって、世代的なギャップを感じているようなら、こちらの「繊細な若手社員の力を引き出す6か条」を意識すると良いでしょう。
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人間の心理からマネジメントする
部下のモチベーションを引き出す上で、心理学の分野に答えを求めるのもいいでしょう。
中でも、人間に本来備わっている成長願望を突き止め、モチベーションの原理を明らかにした自己決定理論は実用的。すでに教育や労働の現場でプラスの効果が得られることが多くの研究で証明されています。
この自己決定理論を応用すれば、あなたの部下に備わっている成長願望に適切にアプローチし、その力を最大限に引き出せるでしょう。
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任せることで部下は育つ
熱心な指導は良いことですが、あまりにも付きっきりになり過ぎると「自分の時間が取れない」「部下も育たない」と負のスパイラルに陥ってしまいます。
そのため、適切なタイミングで手を離し、部下に任せる必要があります。いつ、どのように部下を自立させるか、リーダーのセンスが問われるところでしょう。
以下の2つの記事では、部下に仕事を任せるためのコツや具体的な方法を紹介しています。
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もしマネジメントに行き詰まっていたら、これらのルールを役立ててみてくださいね。