ウェブページ(もしくは資料など)をPDFで送らなければならない時、Adobeの有料のAcrobatアプリを使わずとも、様々な選択肢があります。

一番多いのは、ほんの数クリック/タップで済む、デバイスのOSに統合されている機能を使う方法でしょう。

PCのOSがmacOSでもWindowsでも、スマホがiPhoneでもAndroidでも、簡単にPDFを作成して共有することができます。

PCでPDFを作成する最速の方法

どんなページでも、PDFとして書き出す一番良い方法は、非常にありふれた方法です。

WindowsMacは、どちらも印刷のオプションとしてPDFで書き出す機能があります。プリンターを持っていなくても、印刷機能を使って、ページやドキュメントをPDFとして保存することができます。

このオプションは、Chrome、Edge、Safariなどのブラウザや、Wordのようなドキュメント編集ソフトで使えます。

ChromeやEdgeの場合は、3点アイコンの「メニュー」ボタンをクリックし、「印刷」を選択。ドロップダウンメニューから「PDFに保存」を選びましょう。

保存」ボタンでローカルのストレージに保存する前に、プレビューを表示したり、編集したりすることができます。

AndroidでPDFを作成・共有する方法

印刷画面
Screenshot: Khamosh Pathak

AndroidのChromeは、同じく印刷機能でPDFでの保存に対応しています。

Chromeでウェブサイトを開き、3点アイコンの「メニュー」ボタンをタップして、「共有」のオプションを選びます。

2列目から「印刷」ボタンをタップすると、ウェブページのプレビューが表示されます。トロップダウンをタップして、「PDFで保存」を選択。「保存」ボタン(PDFアイコンのついた)をタップすると、PDFがローカルのストレージに保存されます。

そこから、PDFをどんなアプリでも、どんな連絡先にも共有できます。

iPhoneやiPadのSafariでウェブページをPDFに変換する方法

印刷画面
Screenshot: Khamosh Pathak

iPhoneやiPadのSafariを使う場合は、PDFファイルにするのはタップするだけ。

Safariでページを開き、「共有」ボタンを押します。上部の「オプション」ボタンをタップして、そのままの形式でPDFファイルにする場合は「PDF」を選び、ページのテキストと画像だけをPDFとして保存する場合は「リーダーPDF」のオプションを使います。

完了」ボタンをタップして戻ります。

あとは、共有シートにあるオプションを好きに使ってください。PDFを誰かにメールで送ったり、iMessageで共有したり、「ファイル」アプリに保存したりできますよ。

「SmallPDF」を使って素早くPDFに変換する

SmallPDF」という無料のオンラインツールを使うと、どんなドキュメントでもPDFに変換することができます。

Word、Excel、PowerPointなど、複数のファイル形式に対応しており、ウォーターマークなしでPDFを作成することができます。

Source: SmallPDF