iOSとAndroidの2つの間で迷っている人のために、iPhoneよりAndroidを選ぶべき理由を6つご紹介します。
1.選択肢や機能がもっとほしい

1つ目の理由は、Androidデバイスのほうがデザインやサイズ、色、スペック、価格の面で選択肢が多いということです。特定のニーズや欲しいものがある場合、それに合ったAndroidスマホがある可能性が高いのです。
OnePlus Nord 2 5GやPixel 5a 5Gのように、比較的安価で、フラッグシップモデルに近い使い心地となる機能満載のAndroidスマホを見つけることができます。その一方で、Galaxy S22 UltraやOppo Find X5 Proのように、あらゆるものを搭載したハイエンドデバイスもあります。
また、折りたたみ式ディスプレイのGalaxy Z FlipやFoldシリーズなど、形でもさらに多様な選択肢があります。トップクラスのゲーミングスマホを買うのも良いでしょう。
さらに、Androidスマホは「常時表示」やワイヤレス逆充電、指紋スキャナ、ヘッドフォンジャック、画面分割を使ったマルチタスクなど、iPhoneにはない機能を備えています。
2.ひとつの充電器ですべてのデバイスに対応
最近では、ほとんどすべてのAndroidスマホが同じ充電ケーブルとポートであるUSB-Cを使用しています。いや、訂正しましょう。
ノートパソコンやノイズキャンセリングヘッドセットから外付けハードドライブまで、最近のデバイスはほぼすべてUSB-Cを使っているのです。興味深いことに、Appleの最新のiPadとMacBookでさえもUSB-Cを使用しています。
つまり、いろいろな充電器をたくさん持ち歩かなくても、1本のケーブルですべてのデバイスに電力を供給することができるのです。充電速度も速くなり、Vivo iQOO 7などのスマホは30分かからずにフル充電が可能です。
さらに、ケーブルを破損したり置き忘れたりしても、こちらのほうが一般的な規格のため代替品が安くなり見つけるのも簡単です。
残念なことに、iPhoneの場合、少なくとも現時点ではそうはいきません。Apple独自のLightningケーブルを使用しているからです。
さらに悪いことに、AppleはACアダプタも同梱しなくなってしまったため、入手するには余計な出費が必要になります。
3.ストレージの選択肢がもっと欲しい

ストレージの選択肢ということでいえば、AndroidスマホにはmicroSDカードのスロットを介してストレージを拡張できるものがたくさんあります。
一方、iPhoneでは拡張可能なストレージが提供されません。
つまり、追加ストレージには相当額を前もって支払わなければならず、容量が足りなくなったらiCloudストレージに月額利用料を支払うか、ファイルを削除して容量をつくらなければならないということです。
クラウドストレージに触れたのでお話すると、AppleはiCloudで無料ストレージを5GBしか提供していませんが、Googleでは15GBの無料クラウドストレージが得られます。
AndroidスマホでiCloudにアクセスする方法は複数あるものの、iCloud のAndroid用アプリはありません。
4.Windowsのパソコンを持っている
Windowsのパソコンを持っている場合は、iPhoneよりもAndroidスマホのほうが簡単に同期できます。
たとえば、USBケーブルやBluetooth、クラウドストレージサービスを使用するなど、AndroidからWindows のパソコンにファイルを転送する方法は複数あります。
これに加えて、Microsoftの「Phone Link」などのツールを使って通知やメッセージを同期したり、パソコンから電話をかけたりすることができます。
一方、iPhoneをWindowsのパソコンと同期させるのはこれよりも難しくなります。画像や動画を除いて、iPhoneからWindowsのパソコンにファイルを転送するにはiTunesを使わなければならず、これがそれほど単純にいかないのです。
5.ひとつのエコシステムに縛られたくない

iPhoneを持っている人は、MacBookやiPad、Apple Watchなどの他のApple製品や、Apple Music、Appleの「マップ」やiCloudなどのサービスを購入する可能性が高くなります。
そのため、iPhoneを選ぶなら、決して安くはない中で他のApple製品に多額のお金をかける覚悟が必要となります。
一方で、GoogleのAndroidのエコシステムのほうがオープンです。
まず、AndroidはSamsungやSony、Xiaomiなどの様々なメーカーのデバイスで使うことができます。
さらに、Googleのサービスを使うことに縛られないため、好みに応じて他のサードパーティのアプリやサービスを利用することが可能です。
6.もっと自由度やコントロール、カスタマイズ性がほしい
Androidはオープンソースのプラットフォームであるため、iOSよりも自由度が高くカスタマイズの選択肢も豊富です。Androidデバイスでは、ホーム画面の見た目からスマホの操作性まで、ほぼすべてをカスタマイズ可能。
Appleは近年、ウィジェットやサードパーティ製キーボードなどの機能を追加し、iOSのカスタマイズオプションの改善については大きな進歩を遂げたものの、まだAndroidと同じレベルのカスタマイズ性が提供されているわけではありません。
ほとんどの場合、ウェブリンクをクリックするたびにSafariや道順を表示する「マップ」などのデフォルトアプリで身動きが取れない状態です。
さらに、Androidでは、Google Playストアで入手できないアプリをサイドロードすることができます。
Original Article:6 Reasons Why You Should Pick Android Over iPhone by MakeUseOf