「どうしてあの人ばかり」「どうせ自分なんて」と、他人と比べたり、自分を卑下したり。そういったネガティブな感情はなぜ湧くのでしょうか。
その理由と、相手と比較しなくなる心の持ちようのヒントをまとめました。
他者比較に悩んだ僧侶が説く「心のあり方」
「他人や世間と比べず自分自身で心を満たせることができれば、人生はもっと生きやすいものになるのではないか」。
そう語るのは、この記事に登場する僧侶でありスピリチュアル師としても活動を行なう玉置妙憂さん。
「他人や世間の常識と自分を比べ、それらに合わせられない自分が許せなかった」という経験を持つ自身が実践してきた、「自分の心のあり方の見直し方」が紹介されています。
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自己否定が「自己破滅」につながる理由とは
「自我が強い人」と「謙虚な人」とを天秤にかけたとき、好意的に受け取られるのは後者のほうかもしれません。
しかし「どうせ自分なんて」といった過度な卑下や自己否定は「自己破滅を助長しかねない」と説いているのがこちらの記事。自尊心を高め、自虐的な発言を抑えるための実践的なアプローチが6つ紹介されています。
ネガティブな気持ちは、心の奥底へ追いやってしまいがちですが、一度きちんと向き合うことも大切なことかもしれません。
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SNSが現代の「競争心」を助長する
相手より秀でていることに価値観を抱く「競争心」もやっかいな感情です。
しかし、競争心を持つことは正常なことと話すのは、こちらの記事に登場するアトランタの精神科医。ソーシャルメディアの広まりが、ますます自分と人とを比べさせる原因となっているそうです。
記事では、そんなソーシャルメディアとの付き合い方とメンタルのコントロール術を伝授。競争心の引き金を探ることが、平穏な心を取り戻す一番の対策のようです。
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比較や競争。嫉妬という呪縛を解くには
競争心のひとつなのかもしれません。今度は「嫉妬心」がテーマです。
この記事で紹介されているのは、嫉妬が生まれる理由と嫉妬心との付き合い方。評価の「軸」を他者や外側に置くのではなく、自分のなかに置くことで、比較や競争という呪縛から離れることができるのだとか。
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自己否定を減らす、自己肯定感の増やし方
自分の卑下や、周囲への嫉妬、競争心をなくそうとすることもたしかに有意義。しかし、同時進行で試したいのは、自分のなかにポジティブな感情を増やすこと。
自己肯定感で満たされれば、周囲のことも「ま、いっか」と流せるようになるかもしれません。幸せな人たちが実践している習慣と、自分も他人も幸せにする「ウブントゥ」というアフリカの教えを説いた記事、2本をご紹介します。
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多少の嫉妬や競争心なら、上手につきあえば仕事や人生をより良くするためのスパイスとなります。また、人との違いを比べ、手本にするといった「比較」なら、自分を見直すスキルにもなるはず。
自己肯定感の底上げを同時進行しながら、上手につきあっていきましょう。