病気のときは、仕事を休むのが正しい選択です。
日々のストレスや労力を取り除くことで、より早く回復することができ、他人に病気を移さずに済みます。しかし、休んでいる間に仕事が溜まるのが心配かもしれません。
今回は、病気の後で楽に仕事に戻れるようにする6つの方法をお教えします。
1. 病気だと率直に伝える

上司や雇用者に病気だと伝えるときは、症状について詳しく説明する必要はありません。体調が悪くて仕事ができませんと言うだけでいいのです。
どれくらい時間が必要かということを中心に、率直に伝えましょう。
必要なものを正確に伝えれば、上司もあなたにより良い対応ができます。たとえば、必要な時間を少なく見積もってしまうと、あなたのシフトをカバーするのが難しくなります。
2. 回復に努める

早く回復すれば、それだけ取り戻さなければならない仕事も減ります。
外に出かけたり、自分に負担をかけるのはやめましょう。買い物や自炊はせず、栄養のある食事をデリバリーアプリなどで頼んでみましょう。
健康管理アプリで症状を記録するのもいいでしょう。
自分の症状に気を留めることで、自分に必要な治療が何かよくわかるようになります。このようなアプリは、病気の時は特に重要な水分補給のリマインドもしてくれます。
3. メールの自動返信を使う

メールで自分の不在を知らせることができます。自動返信を使って、仕事に戻るのにもう少し時間がかかることを伝えましょう。ほとんどのメールサービスには自動返信の機能があります。
Gmailの場合は、「設定 > すべての設定を表示」に行くと、「全般」タブの下に「不在通知」があります。
Microsoft Outlookの場合は「ファイル」タブにあります。ブラウザでOutlookを使用している場合は、「設定 > Outlookのすべての設定を表示 > メール > 自動応答」に行きます。
病気の時にビジネスメールを書くのは大変でしょふから、以下の例文をコピーして使ってください。くれぐれも、日付や名前を自分のものに変えるのをお忘れなく。
ご連絡ありがとうございます。
病気のため仕事を休んでおり、返信することができません。[仕事に戻る予定日]には仕事に戻る予定です。それ以前に対応が必要な場合は、お手数ですが[担当者の名前]にご連絡ください。
ご理解いただきありがとうございます。
[あなたの名前]
4. メールで最新情報を受け取る

自宅で休んでいる間は、仕事に関するメールをCCで受け取れるようにしておきましょう。こうすれば、何か変更があっても常に把握することができます。
また、仕事に戻った時も、お知らせや開発状況をキャッチアップする必要がなく、すぐに仕事に取り掛かることが可能。
5. 仕事の優先順位を決める

仕事に復帰したら、優先順位を明確にすることで、素早く仕事に戻ることができます。その場合、スマホやパソコンのToDoリストアプリを使うのが一番です。そうすれば、プロジェクトの進捗に合わせて、自宅からも簡単に優先順位を調整できます。
タスク管理アプリを使うと、タスクに優先順位の高低を付けられます。
初日にすべてをこなすことはできないかもしれませんが、優先順位を付けることで何からはじめればいいのかわかります。
6. リモートで仕事をさせてもらう

仕事や職場にもよりますが、自宅から引き続き仕事ができるかもしれません。たとえば、メールの返答や調査、ブレインストーミング、業務の整理、会議への参加などです。
それでも、編集作業など、集中力や注意力が多く必要な仕事は避けたほうがいいでしょう。病気の症状で頭がぼんやりしたり、疲労感がある場合は特にです。
また、できれば完全に仕事を休むのが一番です。体力的にキツくない仕事でも、病気の時に仕事を継続すると、病気が長引くおそれがあります。時間が許すのであれば、休みましょう。
がんばり過ぎないこと
誰でも時には休みが必要です。
ただ、賢く戦略的にやれば、病気で休んでも、仕事に遅れを取らないようにすることができます。また、そうすることで、病気で休むことのストレスも減り、より早く回復することができます。
アプリなどを使ってより健康的な生活をすれば、病気で休む時間をさらに減らしましょう。
Original Article: How to Keep Sick Days From Putting You Behind on Work by MakeUseOf