組立家具が好きな人、これは絶対にチェックしておくべきオフィスチェアですよ。
問題なく使えるクオリティと、しっかり抑えられた価格が魅力の組立家具は、今や家具の購入を検討するとき、外すことができないものになっています。
とはいえ、安すぎると不安が残ってしまうのも事実。
ヘッドレスト、リクライニング機構まで付いたオフィスチェアが1万円切り(執筆時点)となると、さすがに疑問符が浮かんでくるかも知れませんね。
実は先日、筆者はアイリスプラザの「オフィスチェア MOC-61SV」を買ったのですが、さて、アンダー1万円のオフィスチェアがどうだったのかというと...。
かなりのクオリティに大満足

念のため書いておきますが、今回私は自腹でこのオフィスチェアを買っています。
そのうえでハッキリ言いますけど、とても良いです、これ。
実際問題、高級家具と比べてどうかという質問には、「まあ、それなりですね」と答えるしかありません。
しかし、約5~10倍は違う価格に比例したレベル差を感じるかと言われれば、全然そこまでの差はないと思っています。
“コスパを追求した組立家具の真骨頂”とでも言うべき仕上がりになっているんですね。
ロッキング+リクライニング機構

冒頭のGIF動画のように、本製品はロッキング機構を搭載。その強さはダイヤルで調整可能になっています。
ちょうどいい強度に設定しておくと、普通に座っているときは背中(腰)をしっかりサポートしてくれ、意識的に体重を預ければゆっくりと倒れ込んでくれます。
リクライニングさせたまま固定したいときは、左側に伸びているロックレバーを下ろせばOK。
1軸のシンプルな動きですが、倒れそうな不安感はありませんし、ガタガタと不安定な動きをすることもありません。
夏でも快適なメッシュの背当て

背当ては、本革張りクッションのように包み込むような柔らかさこそないものの、決して不快な硬さを感じることもありません。
夏の快適さを考えれば、この仕様がひとつの正解であることに間違いはないでしょう。

腰の位置に付けられているサポーターも、背骨のS字カーブをキープしやすい設計。
深めにしっかり腰掛けたときに、腰を心地よく押してくれるのが気持ちいいですよ。
座面もメッシュ張りの快適仕様

座面は、一般的なウレタンフォームをメッシュ生地でカバーしたタイプ。
オールシーズン気持ちよく使えると思いますし、黒色なので汚れが目立ちにくいのも助かるポイントですね。
座り心地も、十分に納得できるレベル。オーソドックスなつくりになっています。
アームレストの動きは渋め

個人的に、1点だけ気になっているポイントは、可動式アームレストの動き。
任意の角度で止められるように、抵抗が強くなっているのですが、ちょっと動きが渋めになっています。
何度も動かしていると、あたりが取れて軽くなってくる可能性もありますが、もうちょっとスッと動いてくれるとうれしいですね。
とはいえ、全体的な好印象に影響を与えるほどのデメリットだとは思いません。
結論
家具(インテリア)は特に、デザイン的な好みによっても評価が分かれるものなので、さすがに誰もが満足できると言い切るのは難しいところ。
しかしこの仕様で1万円を切っているとなれば、コスパの高さが最上位レベルなのは、ほぼほぼ確実でしょう。
これは、本当にチェック必須のオフィスチェアだと思います! オススメできますよ。
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Source: アイリスプラザ, Amazon.co.jp