オンラインイベントや動画から情報を得る機会がずいぶん増えました。内容をメモすることもありますが、視覚情報が多すぎて間に合わないことも。そんなときには、画面中のテキストをコピペできればいいのに、と考えてしまいます。
そんな要望を叶えてくれるChrome拡張機能がすでにあるようです。
『Blackbox』を活用すれば、画面中の長いテキストも一瞬でコピペ可能に。200言語以上に対応している点もうれしいです。
『Blackbox』の使い方やどれくらい使えるのかを確かめてみました。
テキストを扱うように動画中の情報をコピペできる

『Blackbox』で動画に出てきたテキストをコピペするのはとても簡単でした。Chrome拡張機能を追加、ピンどめしてクリックすると、選択カーソルが使えるように。
動画を一時停止し、コピーしたいテキストを選択したら、テキストエディターなどにペーストするだけです。
もちろん、ウェブページ上の画像やPDFなどからもコピペ可能。長文やコードなどにも対応しています。
オンラインイベントの画面情報を労せずメモに写せる

このツールがあれば、オンラインイベントやセミナーの情報見逃しがなくなりそう。労力なしで素早くメモが作成できるので、余ったリソースは話を聴くのに回せます。

個人的には、画像中のテキストを扱える点が気に入りました。商品の紹介記事を執筆しているときに、スペックの記載が画像中にしかないことがよくあるんですが、『Blackbox』でコピペすれば手間なしです。
実際に画像中のテキストをコピペしたところ、日本語に関しては人間ほどの認識能力はないものの、少し補えば済む程度だと感じました。
Proプランなら動画中のテキストを検索することも

さらに有料のProプランなら、デスクトップアプリも用意されているよう。
ZoomやMicrosoft Teamsで『Blackbox』が使えるようになるほか、ローカルの動画にも対応可能です。さらには、50GBのクラウドストレージに動画が保存できるように。動画中のテキストの検索までできてしまいます。
『Blackbox』は動画で情報収集する現代人の生産性を高めてくれそう。
Chrome ウェブストアから追加して無料ではじめられます。使っていくうちにさらなる高みを目指したくなったら、月額6.2ドル(約830円)のサブスク加入を検討してみても良いかもしれません。
Source: Blackbox, Chrome ウェブストア