オンライン会議が多い昨今、普段あまり使っていないツールの会議に参加する場合もあります。
日頃はZoomやMicrosoft Teamsの利用がメインで、Google Meetは使い慣れていないという方のために、Google Meetの会議に参加するときに注意したい5つのポイントをご紹介します。
1. そのアカウントで本当にOK? 入室前にチェック
Google Meetの会議画面には、Googleアカウントの登録名とアイコンがそのまま表示されます。
複数のGoogleアカウントを使っている場合、現在どのアカウントでログインしているかを、入室前に必ずチェックしておきましょう。
アカウントを切り替える場合は、画面右上のアイコンをクリックして、ログイン済みのアカウント一覧を選ぶか、「別のアカウントを追加」からログインします。

2. 無料アカウントは録画不可! 別の手段の準備を
会議中の映像を録画するなら、有料プランの加入が必須。もし、無料ユーザーが会議を記録したい場合、外部の画面録画ツールを使ったり、ボイスレコーダーで音声だけを記録したりと、別の手段を確保しておきましょう。

なお、Google Workspaceには、企業が独自ドメインで利用することを前提にしたプランのほかに、個人などが既存のGoogleアカウントをそのまま利用できるプランが用意されています。
個人向け有料プラン「Google Workspace Individual」の場合、月額900円(2022年10月まで、以降は1,130円)で利用が可能です。
3. 「会議を今すぐ開始」は、入室前に背景の設定ができない
事前に日時を設定をして会議コードを発行している場合、Google Meetの「会議コードまたはリンクを入力」にコードやリンクを入力すると、自分のビデオのプレビュー画面が表示され、ここで背景画像の設定などを行えます。
一方で、「新しい会議を作成」→「会議を今すぐ開始」から会議をスタートした場合、プレビュー画面が表示されることなく、すぐに会議画面に移動します。

背景なしの部屋が会議画面に映るので一瞬あせりますが、この時点ではまだ自分以外に参加者がいないので大丈夫。この画面から背景の設定を行いましょう。
下部の点が縦に3つ並んだボタンをクリックし、「ビジュアルエフェクトを適用」を選んだ後、表示される一覧から背景を選びます。

4. マイクやカメラが使えないときの対処法
普段と違うPCで利用する場合に注意したいのが、カメラとマイクのアクセス許可の設定です。
そのブラウザで初めてGoogle Meetを使う場合、「カメラとマイクのアクセス許可」の確認ウィンドウが表示されます。
「ここでうっかり「ブロック」を選んでしまうと、マイクが使えない、カメラがオンにならないといった状況が発生します。

その場合、アドレスバーの右端にあるビデオのアイコンをクリックして「https://meet.google.comによるカメラとマイクへのアクセスを常に許可する」を選び直しましょう。

5. 通信状態が悪いときは、不要なタブを閉じてみる
PCでGoogle Meetにアクセスしているときに、映像が固まったり音声が途切れたりといった状況が起こるときは、タスクマネージャー」を確認してみましょう。
「メモリ」項目をクリックして値が大きい順に並べ替えたときに、Google Meetを使用しているブラウザが上位に表示される場合、タブの開きすぎが原因で会議が重くなっていることが考えられます。

その場合、不要なタブを閉じることで解消できる可能性があります。残したいタブを会議に使っているタブより左に移動させたうえで、タブを右クリックして「右側のタブを閉じる」を選べば不要なタブを一気に閉じることができます。

普段からGoogle Meetを利用していれば当たり前のことでも、慣れていない人にとっては「どうなってるの!?」となることは少なくありません。
会議がはじまってから不測の事態が発生すると、コミュニケーションに支障が出たり、あせって会議の内容に集中できなくなったりといいことがないので、事前にしっかり準備しておくことが大切です。
Source: Google Meet